紺野 裕介さん
インタビュー公開日:2022.12.08

『重いものを運ぶ』業務に興味、
初めて経験する分野に挑戦!
地元・釧路市で経理などの仕事を経験した後、転職先を探してインターネットで現在の職場・創配重機株式会社を見つけたという紺野裕介さん。
「事務職が希望だったのですが、その中でも『重いものを運搬する』という業務内容に興味がわいたこと、募集要項にあったCADを使った製図も学んだことがあったので応募してみました」
入社が決まり、当初は現場での工事に必要となってくる書類の作成などを行う事務員として採用。その後、社長が一手に担っていた工事に付随する作業人員の配置、車両の手配、道具の準備などを任されるようになっていきました。紺野さんの適性と頑張りが認められてのことです。
「もちろん最初は何が何だかわからず、職人さんに教えてもらったり現場に連れて行ってもらって、道具の名前から一つ一つ学んでいきました。ワイヤーも太さが何種類もあったり、同じ道具もその時によって使い方が変わったりと、覚えるのは大変でしたね」
その時の現場によって臨機応変、
経験豊富な職人さんから学ぶ。
創配重機で行っている工事とは、簡単に言うと工場などで使う大型の機械を運び、出し入れするというものです。新しい機械を導入したり、今使っている機械を修理・交換する時に必要になります。その時、ただ運ぶだけでなく、組み立てや溶接、電気の接続や上下水道の配管もしなければなりません。その工場によって環境もすべて違います。
それを聞くだけでも、紺野さんの仕事がいかに複雑で難しいかがわかるのではないでしょうか。現場を仕切る職長が下見に行き、その結果を紺野さんに伝え、打ち合わせをした上で工事の準備をします。時には、自分で現場を見ないとわからないこともあるといいます。また、発注元である工場やメーカーの担当者に説明するために、CADで図面を書いたり、作業計画書を作るのも紺野さんの役割です。
「入社して6年目ですが、その時の工事によって初めてのことも多く、まだまだ勉強中。経験豊富な職人さんに、いつも支えられています」
状況に合わせて考える柔軟性と、
コミュニケーション力が大事。
紺野さんがこの仕事に必要だと思うことは「柔軟に物事を考えられる姿勢と、コミュニケーション力でしょうか。現場の状況などその時によって変わるものに対応しなければなりませんし、たくさんの職人さんやお客様とも関わるので、人間関係がとても重要です。パソコンで調べるより、職人さんに聞けば一発ということが多いです」
同じような工事を扱う会社は北海道には少なく、道東地域には1社しかないので、釧路周辺や道内の顧客にとっては頼れる存在です。北海道・釧路の地域柄、乳業メーカーの工場や牛の飼料工場の機械は特に多く扱っているとか。
また、北海道の工事が減る冬場は本州の工事も積極的に請け負っており、現在の業務の割合は釧路周辺が4割、道内の他地域が4割、道外が2割と、地元の枠を超えて仕事の幅が広がっています。時には、観覧車を解体して海外へ輸送するというオーダーが入ることもあり、会社としても新しい知識・経験を常に仕入れています。
自分の強みを増やすために挑戦、
国家資格試験にも見事合格!
田中慎之介社長からは日ごろから、「前向きにチャレンジすれば、それが自分の強みになる」と励まされているとか。紺野さんもご自身の良さを「ひたむきに、めげずに頑張るところ」と言い、経験のないことにも果敢にチャレンジしてきました。
ここ数年のチャレンジとして、国家資格も二つ取得。自動車運送事業者が安全に輸送を行うためにドライバーの乗務割を作成したり、健康状態を把握するなどの管理を行う「運行管理者」、建設業の工事現場で設計から施工までを管理監督する「建築施工管理技士」です。いずれも、今の仕事に必要な知識を身に付けるために勉強し、見事試験に合格しました。
社長いわく、「会社では勉強している素振りは全く見せず、ちゃっかり『合格しました』と報告してくれました(笑)」と、影の努力家ぶりを見せてくれる紺野さん。人手が足りない時は自ら現場に入ることもあるといい、資格取得によりできる仕事の範囲も広がりました。
できる仕事の幅をもっと広げたい!
後輩の指導も任されています。
「日々求められることは多いですが、『紺野くんならできる』と社長に任せてもらっていることが、やりがいにつながっています。事務職が希望だったのに、全然事務職っぽくないですよね」と笑いながら話しますが、その表情には充実感がみなぎっています。
会社としても紺野さんによって社員に任せる実績ができたため、新たに後輩社員を採用し、同様の業務を任せることになりました。その社員の指導を担当するのは、もちろん紺野さん。それも新しいチャレンジであり、楽しみの一つだと話してくれます。
今後の目標は、「社長がしているように、営業して工事を受注し、見積を出したり現場にも入り、作業終了までの一連の流れを全部一人で担当できるようになりたいと思っています。そのためには、もっと経験や知識を積んで、仕事の幅を広げていきたいと思います」と、担当する仕事以外にも積極的に取り組んでいく姿勢を武器に、紺野さんのチャレンジは続きます。
シゴトのフカボリ
拝見!オシゴトの道具
サッと取り出せるメモ帳とペン
現場や倉庫など、いつどこで何が起こるかわからないため、いつもポケットにメモ帳とペンを携帯し、書き込むようにしています。お店で手に取って探したお気に入りです!
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

経験のない仕事は失敗することがつきものだと思いますが、そこで臆せずにチャレンジすることで成長できると思います。

創配重機株式会社

2004年に創業し、工場等で使用する重量品の搬出入梱包輸送、重機建設・プラント工事など、地元釧路を始め道内・道外と幅を広げ担っています。

住所
北海道釧路市大楽毛南1丁目1番7号
TEL
0154-68-4731

お仕事データ

会社をサポートする重要な裏方!
事務職員
事務職員とは
データ入力や書類作成、来客対応など、
幅広いオフィスワークを担当。

オフィス内でデータ入力や書類の作成、電話対応、来客対応といった幅広いオフィスワークを担うのが事務職の仕事。具体的にはお客様情報や日々の売上の入力、会議の議事録や見積書・請求書の作成、入金・出金・振替といった伝票処理、郵便物の仕分け、備品の発注やメンテナンスの依頼、会議室の準備や来客への飲み物の提供など、仕事内容は多岐に渡ります。働く会社によっては、勤怠管理や給与計算など人事・労務部門の仕事、決算業務の補助など経理部門の仕事を任されることもあります。

事務職員に向いてる人って?
人を支えることに喜びを感じ、
正確に物事を進められるタイプ。

事務職は職場を裏方から支えるサポート役としての仕事が多くを占めます。人を助けることに喜びを感じるタイプには向いているでしょう。また、お客様情報や売上といった重要なデータを扱うことから、集中力があり、正確に物事を進められる力も必要です。事務職は社外からの来客や電話に対応することも多いため、会社の窓口として丁寧に接する人当たりの良さも求められます。

事務職員になるためには

事務職に必須の資格はありませんが、主にパソコンを使って仕事をするため、Word、Excel、PowerPointなどのパソコンソフトの基本操作ができるとベター。「Word文書処理技能認定試験」や「Excel表計算処理技能認定試験」、「PowerPointプレゼンテーション技能認定試験」などを取得しておくと有利でしょう。高校や専門学校、短大・大学を卒業後、各企業や団体に就職するのが一般的です。

ワンポイントアドバイス
ワークライフバランスを
重視したい人にはピッタリ。

事務職の仕事は幅広い一方、それぞれがルーチンワークになっているケースが多いようです。イレギュラーなトラブルや急を要する業務がない限り、定時に帰りやすい職種といえます。プライベートを重視したい、家事や子育てに時間を割きたいなど、ワークライフバランスを重視した働き方を望む人にはピッタリです。