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北川 菜保子さん
インタビュー公開日:2018.01.22

歯科助手から歯科衛生士へ。
先輩の働く姿がカッコイイ!
北川菜保子さんがはじめて歯科衛生士という国家資格を知ったのは、歯科助手で歯科医院に勤めるようになってから。今の職場であるオムニデンティックスに勤めていた先生が、数名の歯科衛生士さんを連れて独立した歯科医院でした。
「働いてみてわかったことは、歯科衛生士の皆さんがテキパキと働く姿がカッコイイ! 患者さんとの信頼関係もしっかり築いていて、とても輝いて見えました」
歯科助手のままでは法律上できる仕事が限られ、給与面でも長く続けていけるか不安がありました。「私も歯科衛生士の資格を取りたい!」24歳で職場を辞め、資格を取るために専門学校入学を決意しました。
入学金は貯金と親の援助でクリア。
年下の同級生と同じ目標を共有!
専門学校は3年間でした。学校では歯科の基礎知識だけでなく、からだの仕組みや心理学も学びます。技術面の実習では、かぶせものを作る粘土の扱いや仮歯の作り方、歯石の取り方など「実際に手を動かす時間が楽しかった」と振り返ります。
「歯科助手から歯科衛生士を目指すとしたら、入学金はそれなりに必要ですし、私の場合、一度働いてから学校に通い出したので同級生が自分よりも若かった(笑)。でも勉強にそれは関係ないですし、なによりも資格を取ることが自分のためになる! そう信じてがんばりました。一緒に勉強した友達とは今でも仲良くしています」
「次もあなたにお願いしたい」
患者さんの反応が自信のもと。
学校卒業後は憧れの先輩たちのかつての職場、オムニデンティックスへ。シフトを組んで、口腔外科や審美歯科・ホワイトニング、矯正歯科、小児歯科などの多彩な診療科目で歯科医師をサポートします。
治療器具の受け渡しや薬物を塗るなどの診療補助も、慣れてくると『先回り』をして用意ができるようになり、歯科医師との連携もよりスムーズに。
歯科衛生士に任される歯垢・歯石の除去では、「痛くないからぐっすり眠っちゃった。次もあなたにお願いしたいな」と言われ、大きな自信になりました。
診療科目を問わず大事なことは
患者さんの不安に寄り添う姿勢。
新人の頃は歯科医師や先輩たちの指示のもと、幅広い診療科目によって異なる器具の使い方や治療補助の手順を覚えていく日々でしたが、どの科目でも共通している難しさは、患者さんの不安に寄り添うこと。
「先輩たちを見ていると、患者さんから話を聞き出して気持ちをラクにしたり、『術後の違和感は何日くらいで引いてくる』といった過去の症例からわかる情報を伝えたりして、患者さんとの信頼関係を築いている。私も、先輩たちの仕事ぶりを見ながら日々勉強して成長していきたいです」
またオムニデンティックスではスタッフの資格取得を応援しており、北川さんも取材の数日後に「ホワイトニングコーディネーター講習会」を受けに大阪へ。その旅費・宿泊費の一部を医院が補助し、スタッフの知識向上をバックアップしています。
平日休暇で趣味の旅行を満喫!
私らしいライフスタイルで。
土日勤務と聞くと一般に敬遠する人が多いですが、北川さんは「大歓迎!」。
「私、大の旅行好きで、平日お休みをいただけたほうが飛行機やホテルも安く取れて、目的地も空いているので、土日働くことはまったく苦にならないんです」
歯科衛生士の国家資格を得て患者さんとの距離も縮まり、仕事のやりがいと、趣味の旅行が両立できる現在は、毎日が充実しています。
「女性として経済的に自立ができ、自分の好きなライフスタイルも選ぶことができるなんて、資格を取って本当によかったです!」
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

歯やお口の中が健康だと、人は自然に笑顔が出ますよね。私たち歯科衛生士はその笑顔が出るようにせいいっぱいお手伝いをしています!

シゴトのフカボリ
拝見!オシゴトの道具
ハンドスケーラー&基本道具
歯科衛生士が一番使う道具は、このハンドスケーラー(右から2番目)。これを持って歯石をコツコツ取り除いていきます。「すごいキレイになった!」と感動していただけると、がんばったかいがありますね。聞いた話ではハンドスケーラーを特注する衛生士さんもいるそうです。

歯科 オムニ デンティックス

1997年に開院以来、朝9時から夜9時までの365日体制で幅広い歯科患者を受け入れ中。歯科医師8人、歯科衛生士15人(内パート3名)。海外経験豊富な医師たちが最新の治療技術を提供し、親子が同時に同じ治療室で治療を受けられる小児歯科も好評。

住所
北海道札幌市中央区南1条西3丁目エムズサッポロビル8・9階
TEL
011-242-6664
URL
http://www.omnidentix.com/

お仕事データ

お口のケアの国家資格
歯科衛生士
歯科衛生士とは
歯科医師と恊働するパートナー。
診療補助プラス予防や指導も。

歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
主な仕事は歯科予防処置、歯科診療の補助、歯科保健指導。
歯科助手は禁止されている患者さんの口の中に触れることができ、歯科医師のパートナーとして重要な役割を担っています。

※詳しくは日本歯科衛生士会のサイトをご覧ください。
https://www.jdha.or.jp/dh/

歯科衛生士に向いている人って?
人と接することが好きですか?
ネイルが得意な器用さも大歓迎!

技術職でもある歯科衛生士ですが、基本は「人と接するのが好き」であることが大前提。緊張して診療台に座る患者さんに目を配り、同時に歯科医師の治療がスムーズに進むようにサポートする仕事には、やはり「気遣いの人」が適職です。
患者さんに刺激を与えないように歯石を取る、一人ひとりにフィットする借り歯を作るなどの細かい作業が得意な人もウエルカム!「歯科衛生士にはネイル好きが多い」という業界あるある話にも納得です。

歯科衛生士になるためには

国家資格の「歯科衛生士」が必要です。高校を卒業後、歯科衛生士養成機関(3年制以上の専門学校、短期大学、大学)において、歯科衛生士として求められる知識や技術を習得し、卒業すると国家試験(歯科衛生士国家試験)の受験資格が得られます。
毎年3月初旬に実施される国家試験に合格すると、厚生労働大臣が歯科衛生士名簿に登録し、歯科衛生士免許証が与えられます。

※詳しくは日本歯科衛生士会のサイトをご覧ください。
https://www.jdha.or.jp/dh/

ワンポイントアドバイス
結婚・出産後も資格があれば、
「一生の仕事」としていつまでも。

「全国のコンビニよりも多い」と言われる歯科医院では、歯科医師同様、歯科衛生士の人材不足も懸念されています。また主に女性が多いため、結婚・出産や夫の転勤等で離職することも、慢性的な人材不足の要因になっています。
現在は遅出・早上がりができるパート募集も徐々に増え、女性が長く続けられる一生の仕事になっています。超高齢社会を反映し、介護老人施設や居宅サービスなど働く場所も広がっています。