お仕事データ

一生ものの希望を叶える
建築士
建築士とは
建物をあらゆる面から
総合的に設計!

建築基準法に基づき、住宅やビル、公共建築物などの建物を設計。耐震性や安全性を確保する構造設計、空調や電気などの設備設計、間取りやデザインを考える意匠設計があり、建物を総合的にプランニングします。お客様の予算やイメージのヒアリング、資材の発注などのほか、建築現場の監督業務や役所で手続きを行うのも仕事のうち。建築士の免許には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」があり、それぞれ設計できる建物の大きさなどに制限があります。

建築士に向いてる人って?
美的センスがあり、理系に強い人!

建物の形や内装、色合いなどをデザインするには美的センスが求められます。構造や化学、生物といった知識を要するため、理系に適性がある人は向いているでしょう。また、ドアの取っ手やスイッチ類などを暮らしやすいように配置する細やかさ、依頼主や職人さんとのコミュニケーション力なども必要です。

建築士になるためには

国家試験に合格し、二級建築士や木造建築士を取得する必要があります。受験資格は、大学・短大・専門学校などの「建築学科」を卒業する場合は実務経験なしでOK。高校の「建築科」や「土木科」の卒業後に実務経験を3年以上積んだり、学びがゼロからのスタートでも実務経験を7年以上積むことで受験資格が得られます。一級建築士を目指す場合には、建築設計事務所や建設会社などに勤めながら実務経験を積み、資格試験を受けます。

※詳しくは公益財団法人建築技術教育普及センターのホームページをご確認ください。http://www.jaeic.or.jp/

ワンポイントアドバイス
建築士の免許の種類と制限。

「一級建築士」は劇場や映画館、百貨店など手がける建物の大きさに制限がなく、あらゆる建築物の設計・工事監理を行うことができます。「二級建築士」は一般的な住宅や延べ面積500平方メートル未満の公共建築物などを手がけられる資格です。「木造建築士」は木造住宅を主に扱うことができる建築士。守備範囲は1階または2階建てで、延べ面積が300平方メートル以下の木造建築物です。