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高橋 亜美さん
インタビュー公開日:2020.09.09

パソコンを学びに来る生徒の、
アクティブさに元気をもらう日々。
「10代から80代まで、幅広い年齢層の方々と日々、お話ができること。もう、それだけで楽しくて、楽しくて」
そういって、満面の笑みを浮かべるのは高橋亜美さん。札幌市内のショッピングセンター内にある『YESパソコン学院』の教室長であり、インストラクターとして生徒の指導にも当たっています。
「さまざまな仕事、経験をもつ生徒さんと長いお付き合いをするなかでは学ばせていただくことも多く、入社8年になりますが、私自身が成長させてもらっている感じですね」
文書作成、表計算などのソフトウェアの操作技術を身につけて仕事に役立てたい。就職・転職のためにビジネスソフトで定番の資格を取りたい。趣味でインターネットに触れたり、写真アルバムをつくってみたい――。
「パソコンを学ぶ生徒さんの目的はいろいろですが、共通していることがあります。それは、皆さん、とてもアクティブで向上心をお持ちだということ。特にシニアの方の若々しいお姿、考え方にはいつも刺激を受けています」
だから毎日、教室の扉を開けると元気になるのだと、再びの笑顔です。
一人ひとりのことを常に把握し、
得意分野などに関連づけて指導。
教室といっても、集合授業ではなく、個別学習形式が基本です。それぞれの生徒のレベルに合わせたところからスタートし、インストラクターが巡回してアドバイスをしたり、質問に応えていくという方式です。
「自分自身で学ぶスタイルのなか、私が常に意識しているのが、生徒さん一人ひとりに寄り添い、進行度合いや得意分野などを常に把握すること。そうしたことに関連づけて操作などをお伝えすれば、より理解しやすくなるからです」
必要な操作をただ教えるのではなく、〝ここは、○○さんが得意なあの操作ですよ〟とか〝前回出てきた機能を応用してみましょう〟などと促し、生徒自身の記憶と結びつけると、覚えやすくなるのだとか。
「〝私が理解できるように、お伝えいただけるので助かります〟。そんなふうに、生徒さんに言われたことがありますが、インストラクターとして認めていただけたようで、うれしかったですね」
話しかける力、教える技術以前に、何を目的に学びたいのか、どこがわからずに苦労しているのか。そんな思いを聞くことが大事なのだと話す高橋さん。その素養は、どうやら大学時代の専攻も関係しているようです
高齢者福祉を専攻した大学時代。
シニア向けパソコン教室に興味。
「札幌市内でも早期に計画された住宅街で生まれ、高齢の方が多い環境で育ったせいか、いつしか福祉分野に関心をもつようになっていました」
その思いは大学まで続き、高齢者福祉・地域福祉を専攻。社会福祉士の資格を取得したという高橋さん。病院でソーシャルワーカーとして勤務したこともあるそうですが、ある時出会った求人情報に興味を抱きます。
「シニア向けパソコン教室の講師というのがその求人。福祉系以外でも、高齢の方々の役に立てる仕事がある。その発見が新鮮でした」
パソコンにも苦手意識はなかったという高橋さん。インストラクターというのは未知の仕事でしたが、思い切って飛び込みます。
「入社したての頃は、いろいろなタイプの生徒さんがいらっしゃることに戸惑いも感じましたが、苦手意識をなくすため、積極的にお話しをするうちに誰とでも自然と親しめるようになっていましたね」
大学では、福祉施設などに出かけて相談援助の実習をこなしてきたという高橋さん。そうした経験もあって、自然と傾聴力が身についたのではないかと振り返ります。
〝通ってくれてありがとう〟という
感謝の気持ちを大切に教室を運営。
高橋さんはパート社員からスタートし、2年ほどで教室長へと昇格。現在、同社で最年少の教室長です。
「インストラクターとして生徒さんと向き合うことはもちろん、スタッフが快適に、スムーズに働ける環境を整えることが、教室長として大切な仕事の一つです」
シフト管理と同時に、スタッフ一人ひとりのようすを常に気遣う高橋さん。福祉を学ぶなかで身につけた〝人に寄り添う〟という思いが、ここでも役立っているのかもしれません。
「売上の管理も教室長の役割。生徒募集のキャンペーンやホームページでのアピール等々、スタッフ全員で意見を出し合い、一緒に頑張るというモチベーションを高めています」
売上管理などと聞くと厳しそうなイメージですが、高橋さんの教室は常時、全教室のなかで1、2位の売上を維持しています。
「生徒さんに感謝の気持ちを抱き〝通っていただいて、ありがとうございます〟と言葉で伝える。当社の基本スタンスを忠実に守っているだけなのですが……」
そう話す高橋さんは、物静かなイメージ。でも、生徒が増え、教室が活気づくことに喜びを感じると話す表情には、教室長としての自負が、確かに伺えます。
仕事の時間がリフレッシュタイム?
出産を経てさらに生き生きと働く。
そんな高橋さんは2年前に出産し、産休・育休を経て、現在は時短勤務となっています。教室長という重責も担いつつの日々。家庭との両立は、どんなようすなのでしょうか。
「朝、子どもを預けて職場に来てと、忙しいですが、生活にメリハリがついたというか、逆に出産前よりも生き生きと働けていますね。仕事に来ることが、今の私にはむしろリフレッシュタイムという感じなんです(笑)」
多様な人と触れ合える仕事がとにかく楽しく、教室長になって、さらにやりがいが増してきたという高橋さん。結婚・出産したから辞めるという意識はなかったそうです。その思いに応えてくれる環境に、今は感謝していると話します。
「自分が担当している教室を、さらに盛り立てていくとともに、私と同じようにこの仕事の楽しさを知り、長く働いていきたいという次の世代が、さらに活躍できる環境づくりにも取り組みたいと思っています」
教室長は、会社としての方向性にも意見を出せる立場なので、自分の経験を生かして新しい体制づくりにも関わりたいと高橋さん。小さな身体に、パワーが漲っていました。
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

「質問していただいて、ありがとう」。いつも、そうした感謝の気持ちを大切にしながら、生徒さんと向き合っています。そうすれば、きっと私の思いも通じると信じていますし、心地よく学んで欲しいと願っています。

株式会社YESビジネス学院

基本スキルから、ビジネスの現場で生かせる知識・資格まで、幅広い目的で学ぶことができるパソコン教室を北海道、東北地方で展開しています。

住所
北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目4-1
TEL
011-894-2682
URL
https://www.yes-n.co.jp

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お仕事データ

パソコンやソフトの使い方を指導。
パソコンインストラクター
パソコンインストラクターとは
分かりやすい指導によって、
生徒のパソコンスキルをアップ。

パソコンインストラクターは、パソコンの操作方法をはじめ、各種ソフトの使い方やセキュリティの重要さ、データのバックアップの仕方などを指導する仕事。初心者向けに基礎を教える他、Excelなどの表計算ソフトを活用した在庫管理・売り上げ管理やWordによる文書作成、PowerPointを使った営業資料の作成といったビジネスパーソンへのレクチャーを行うこともあります。活躍の場はパソコン教室や市民講座、民間企業の研修、学校の非常勤講師などさまざまです。いずれも専門用語を使わず、分かりやすく教えることで、生徒の成長につなげることが求められます。

パソコンインストラクターに向いてる人って?
相手に合わせるホスピタリティがあり、
自分自身も勉強を続けられる人。

パソコンやIT技術に興味があることは大前提です。パソコンインストラクターは初心者に教えることも多いため、相手のレベルに合わせてやさしい説明ができるホスピタリティが求められます。講義のために時間をかけて準備しなければならないため、計画性のある人も向いているでしょう。また、IT技術は日々進化しているため、自分自身も常に勉強する姿勢が必要です。

パソコンインストラクターになるためには

パソコンインストラクターになるために必要とされる資格や学歴はありません。一般的にはIT関連の知識が学べる専門学校や短大、大学を卒業後、パソコン教室やパソコンスクールに就職するケースが多いようです。また、「全情協パソコンインストラクター資格」や「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」、「アドビ認定アソシエイト(ACA)」といった資格を取得しておくと、就職の際に有利になるでしょう。

ワンポイントアドバイス
IT関連のニーズをいち早くキャッチし、
「人気インストラクター」へ!

パソコンインストラクターは教室運営やマネジメントを行うポジションにステップアップできる他、小中学校でネット利用の注意点など基本的なリテラシーを教えたり、民間企業で専任担当として働いたり、活躍の幅が広がっている傾向です。また、近年はスマホとのデータ連携やクラウドサービスの活用など、パソコンの使い方にも変化が生まれています。このような情報をいち早くキャッチし、受講者のニーズを汲み取ることが「人気インストラクター」につながります。