長沼町議会
1902年6月27日に開催された第1回村議会(定数12名)以降、現在の町議会(定数14名)にいたるまで、町民を代表する町の意思決定機関として長沼町の生活に深く関与。町の仕事が常に民主的で効率的、公正に行われているかを調査・監視するとともに、町行政の円滑な運営を確保。
政治家は選挙によって選ばれ、国民や市民の代表として政治を行う人。国会議員や都道府県知事、都道府県議会議員、市町村長、市町村議会議員などを指します。国会で重要な議案を決めたり、道議会や市町村区議会などでさまざまな議論をしたりすることで、人々の暮らしを豊かなものに導くことが政治家の大切な役割。そのために必要な法律や条例、政治を進めるために必要な予算、教育や子育ての方向性などについて審議をして決定するのが重要な仕事です。
政治家は国や自治体の進む方向を決める舵取りを行わなければならないため、強いリーダシップが求められる仕事。さらに、「人のために働く」ということが好きでないと務まりません。政治家の仕事は一人で完結できないケースが多く、たくさんの人や関係団体と関わりながら一つの議案を進めていきます。賛成・反対意見を整理しながら、関係者と事前にコンセンサスを取るような調整能力も必要。国民や市民の期待に応えるというプレッシャーに打ち勝つ精神力も大切です。
政治家になるためには選挙に立候補し、当選しなければなりません。被選挙権が与えられるのは、衆議院と地方議員、地方自治体首長が満25歳以上、参議院議員と都道府県知事は満30歳以上です。学歴は必要ありませんが、政治家の仕事は法律や条例、行政に大きく関わるため、大学の法学部や経済学部、政治学部などに進学しておくと役に立つでしょう。また、議員秘書として政治に携わったり、政治塾に所属したり、政治経験や人脈を積み上げてから立候補する人も多いよう。当選するためには、自分が目指す社会像や政策を掲げるだけでなく、強い意志や覚悟も必要です。
政治家は審議に向けて知識や見識を深めるために関係者と意見交換をしたり、勉強会に参加したりする他、地域が抱える問題を把握するために地域で行われるイベントなどにも参加しています。国会議員、地方議員ともに特別職の公務員であり、勤務時間の定めはありません。国会の会期日数は年間150日間、地方議会の会期日数は平均85日ですが、議会閉会中の政策勉強会や資料集め、街頭演説などは早朝から活動することもあれば、夜から活動することもあります。活動時間も本人の裁量で決められる一方で、自己マネジメントが大切です。