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土居 優花さん
インタビュー公開日:2018.03.26

子どもに関わる仕事を目指し進学。
園の雰囲気に触れて進路を決定!
子どもたちにとって大好きな存在であり、憧れの職業の上位に必ず入る幼稚園や保育園の先生。
幼稚園と保育園の機能が一体となった認定こども園で勤務する先生は、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を持つ「保育教諭」といいます。
土居優花さんは、大麻まんまるこども園に就職して1年になる保育教諭です。
年齢の離れたいとこがいるため、小さな子どもと接する機会が多かった土居さん。高校生のころには、子どもと接する仕事を志すようになりました。
大学は幼稚園教諭免許と保育士資格が取れる、北翔大学短期大学部こども学科に進学。
「在学中から、姉妹法人であるこの園で、マーチング発表会や夏祭りのボランティアに参加していました。実際にお手伝いをしてみて、とても雰囲気の良い園だと思い、採用に応募してみようと思ったのがきっかけです」
その後、園を訪問し、園長先生のすすめもあり、保育教諭として満3歳以上のクラス担任として採用されることになりました。
入職した年からクラス担任に。
異年齢の交流が学びになります。
土居さんは入職した最初の年から、ばら組の担任に。
大麻まんまるこども園は縦割クラスで、3歳児から5歳児が同じクラスで一緒に学びます。
年齢による発達の違いを見極めながら、さまざまな活動を行っています。
年中さんが年長さんを見て学んだり、年長さんが年少さんのお世話をしてあげている姿を見られるのが楽しみだという土居さん。
「小さいながらに、前の年に自分がしてもらったことを小さい子にしてあげようとする姿が、とても可愛く思えますね。
特に年長さんは3年目なので、こども園のことは私よりもよくわかっていて、サポートしてくれるんです。頼もしい存在ですよ」
保育内容のアイデア出しも仕事。
初めての行事で大役にも挑戦!
普段の日の保育には、毎日、クラス全員で取り組む設定保育の時間があります。
この時間に何をするかは、月間の園の目標に沿って、担任の先生が自ら考えます。
冬の北海道は雪があるので、遊びの宝庫です。米袋をそりにして滑るのは定番の遊びです。また、土居さん独自のアイデアで、色をつけた水で雪にスプレーをかけて雪のケーキを作る遊びには子どもたちも大はしゃぎ。
年間を通して、運動会やお遊戯会などさまざまな行事もあります。
「入職して間もなく、園で力を入れているマーチングのカラーガード担当になり、最初は何もわからず戸惑いました。約半年の練習期間の中で、先輩の先生方の指導や子どもたちの頑張りのおかげでやり遂げることができ、一歩成長することができました!」
子どもの様子を一人一人見て、
気づきを保護者に伝えています。
土居さんが日ごろから心掛けているのは、子どもの様子を一人一人しっかり見ること。
「先輩からは、手のかからない子ほど、問題がないとは限らないのでちゃんと見てあげたほうがよい、とアドバイスしてもらいました」
保護者とはこまめに連携を取り、電話でその日の様子を伝えています。「今日は涙してしまうことがありましたが、最後は笑顔で楽しく遊んでいましたよ」など、できるだけ良かった面や成長した面を伝え、喜ばれています。
保護者からの参観日のアンケートで、「先生を信頼しています」という言葉をもらえたり、「子どもが家で、こども園の楽しかった話をしてくれましたよ」という話を聞けるのが、やりがいを感じる瞬間だといいます。
1年を通し、自分自身も成長。
良いところを伸ばせる先生に!
保育教諭になってからの1年で、先輩や保護者、そして子どもたちの支えで、自分自身も大きく成長したという土居さん。
子どもたちと接する優しい笑顔からは、子どもへの愛情と、その成長に真っすぐに向き合う姿勢が感じられます。
「子どもの発言を否定しない」ことは基本ですが、簡単ではないといいます。駄目な時は、なぜ駄目なのかを話して、諭さなければなりません。
「子どもが好きというだけでなく、粘り強さも必要な仕事です。1年を通して、さまざまな出来事を通して精神的に強くなることができましたね。
これからも子どもたち一人一人をしっかり見て、良いところを褒めて、伸ばしてあげられる先生になりたいです」。
シゴトのフカボリ
保育教諭の一日
8:30
出勤、朝礼
9:00
子どもたちが登園
9:15
自由遊び
10:00
設定保育(室内遊び、戸外遊び)
11:30
子どもたちと一緒に昼食(お弁当、給食)
12:30
自由遊びなど
14:00
降園
職員室でお便り作成などの事務作業
他の先生方との打合せ、行事等の作り物
17:30
退勤
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

やはり、子どもたちに笑顔で接するのは何より大切なこと。と言っても子どもたちの前では、辛い時でも自然と笑えるんです。子どもたちに支えられて、自分も成長しています!

認定こども園 大麻まんまるこども園

昭和46年より教育理念「愛と和」を基本とし、人とのつながりを大切に、明るく整った環境で、一人ひとりの個性を大切にした保育を行っています。

住所
北海道江別市大麻西町15番地
TEL
011-386-5014
URL
http://www.ooasa.ed.jp

お仕事データ

想像力や協調性を育む教育を。
幼稚園教諭
幼稚園教諭とは
「教育」を中心に想像力や協調性を養い、
楽しみながら成長できるカリキュラムを。

満3歳から小学校に入学するまでの幼児に教育を行うのが幼稚園教諭。保育園が乳幼児を預かる福祉施設であることに対し、幼稚園は文部科学省が管轄する「学校」です。そのため、幼稚園教諭は「教育」を中心に、運動や音楽、お絵描き、工作などを通して子どもの創造力や協調性を養います。その他、翌日の保育や行事の準備、連絡帳への記入、掃除など仕事はさまざま。一人ひとりの個性をしっかりと把握し、楽しみながら成長できるようにカリキュラムを工夫することが求められます。

幼稚園教諭に向いてる人って?
大好きな子どもたちと、
一緒に成長したいと思える前向きな人。

幼稚園教諭を目指すための大前提は「子どもが好き」という気持ち。子どもたちの日々の変化を見逃さない注意深さや一緒に遊ぶ体力も必要です。音楽や絵画、運動などさまざまなことを教える立場になるため、ピアノや制作などの指導力も求められます。子どもとともに自分自身も成長していこうとする姿勢が大切です。

幼稚園教諭になるためには

幼稚園教諭になるには幼稚園教諭免許状が必要。幼稚園教諭養成課程のある大学や短大、専門学校へ進み、必要科目を履修することで卒業時に幼稚園教諭免許状を取得することができます。免許状の種類は専修(大学院)・1種(大学)・2種(短大・専門学校)。給与に多少差が出る場合もありますが、仕事の内容に大きな違いはありません。学校によっては、幼稚園教諭と保育士の資格を同時に取得できるコースを開講しているところも。卒業後はそれぞれの幼稚園で行う採用試験を受験します。

※幼稚園教諭の資格取得については、詳しくは文部科学省のホームページをご確認ください。http://www.mext.go.jp/

ワンポイントアドバイス
「保育」を取り入れる幼稚園が増加。
保育士の資格も取得しておくのがオススメ!

少子化の影響により、幼稚園数や幼稚園教諭の採用数が減少傾向のようです。一方で、最近では幼稚園と保育園が一体となった「認定こども園」が増え、本来の役割である教育以外にも保育プログラムを提供しています。「子どもを長時間預かってほしい」といった保護者の多様なニーズに応えることができるようになりました。今後、幼稚園では早朝保育や預かり保育など、保育園の特徴を取り入れる動きが加速していくことも予想されるため、保育士の資格も取得しておくと有利でしょう。