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二口 涼介さん
インタビュー公開日:2018.05.16

大好きな機械を学ぼうと、
24歳で大学に進学!
職人さんが額に汗を浮かべて働く大規模な農業プラント施設の工事現場。その中で図面に目を光らせ、真剣な表情で建築物のチェックに当たる男性の姿が見えました。二口涼介さん、28歳。北斗工機の施工管理スタッフです。
「僕は子どものころからクルマやバイクが大好き。将来は何かしら機械に関わる仕事に就きたいと夢見ていました」
二口さんは高校を卒業すると、一度は土木作業員として社会に飛び出しました。重機に乗って地面をならしたり、資材を運んだりするなど仕事にやりがいは感じていましたが、6年ほどで一念発起。大好きな機械について学ぼうと、24歳にして北海道科学大学に入学しました。
夢を叶えるなら北斗工機しかない!
そう思って入社を決めたんです。
在学中に機械設計や電気工学といった知識を身につけた二口さん。就職活動では、加工機械と建築にふれられる大きなプラント施設を手がける企業に狙いを絞りました。
「実は以前から北斗工機に注目していました。当社は、穀物類の乾燥施設や豆の調製(汚れを除き粒を揃えること)施設といった農業プラント系の施工に特化した企業。僕の夢を叶えられるのはココしかないと思ったんです」
ところが、就職活動の時期には人員が十分に足りていたことからご縁がなかったとか。二口さんはそれでも諦めず、別の仕事を経験しながら、空きが出るのを待つことにしました。そして、2017年、念願の北斗工機への入社を果たしたのです。
建築や機械の分野に限らず、
トータルな知識が必要!
入社後、二口さんは先輩と一緒に建築中の施設や改修工事の現場へ。分からないことがあればすぐに尋ね、スケジュール管理や図面の見方、機械の接続の仕方などをOJT形式で学んでいきました。
「僕らが手がけているのは一般的な住宅とはまったく異なります。建築物自体が大きく、内部では農作物向けの機械を動かすことから、集じんや空調設備、電気、熱とあらゆる分野の知識がトータルに求められるんです」
時には農業プラントのドアが重いという指摘が入り、調査に行ったことも。集じんダクトが詰まっていたため、空気を上手く吸えないことによる気圧の差が原因だったそうです。
「風量や風速を計算し、ダクトの直径を見直して改善を図りました。こういった仕事も楽しいんですよね」
お客様の作業効率にも配慮して、
利益につながる施設を!
現在、二口さんが携わっているのは十勝エリアの豆を調製する施設。先輩と3~4名チームになり、工程管理や1日の作業のスケジューリング、職人さんの手配に施工部分のチェックなどさまざまな作業に当たっています。
「施工管理スタッフはお客様と打ち合わせすることもあります。扱う農産物にぴったりの機械を選定し、使いやすいように配置する計画を立てるのも僕らの役割。効率的に仕事を進められる建物に仕上がればお客様の利益にもつながるんです」
施工管理スタッフの素養は、
人と接するのが好きなこと!
二口さんのお話を聞いていると、農業プラント関係の施工管理スタッフになるには理系のほうが有利そう。実際のところはどうなのでしょう?
「確かに建築や機械工学の知識は持っているに越したことはありません。だけど、一番大切なのはコミュニケーション能力。僕らは多い日で約130人もの職人さんに作業を進めてもらいます。皆に気持ち良く働いていただくには、元気なあいさつや声がけが欠かせないんです」
裏を返せば人と接することが好きなら、知識やスキルは後からでも大丈夫。そういって笑う二口さん。最後に仕事のやりがいを尋ねました。
「着工から建物ができていく過程に携わっているので、完成した時の喜びはひとしお。試運転の際に機械が上手く動いたら仲間とハイタッチするくらいです。何より僕らの仕事はお客様だけでなく北海道の農業に役立っている。そんなデッカいやりがいを感じられるところも魅力ですね」
シゴトのフカボリ
プラント施工管理の一日
7:30
出勤(現場)
8:00
朝礼
8:15
現場管理
12:00
昼食
13:00
現場管理
15:00
作業工程打ち合わせ
15:20
現場管理
17:00
日報・書類整理
18:00
退勤
シゴトのフカボリ
拝見!オシゴトの道具
工事現場の必須アイテム
現場に入る時は必ずヘルメット着用!場所によっては安全帯も付けます。自分でも作業ができるようにラチェットレンチや電動ドライバーも携帯!万全の準備を整えています。

北斗工機株式会社

北海道の立地条件に適した農業プラントをデザインや計画から、機械・建物の設計施工まで一括して手がける企業。農業関連施設の技術は道内外より高い評価を博し、特に小麦の乾燥機は全道でおよそ80%のシェアを誇ります。

住所
北海道札幌市西区八軒10条東4丁目3-10
TEL
011-747-5355
URL
http://www.hokutokk.com/

お仕事データ

工事現場の司令塔
施工管理
施工管理とは
工事を円滑に進めるためには
欠かせない仕事。

建設工事や土木工事の現場で発注者と実際に工事を行う職人さんとの間に入り、人や資材の手配、スケジュール調整、予算管理など、工事を安全かつ円滑に進め、目的を実現するためのさまざまな業務を行います。大きな施設を建てるほど、工程も複雑になるため施工管理の重要性は大きくなります。

施工管理に向いている人って?
思い通りにならなくても慌てない。

現場での橋渡し役を担うことが多いため、コミュニケーション能力は欠かせません。スケジュールやお金の管理も行うので、計画的に物事を進められる人に向いている仕事です。工事には不測のトラブルもつきものなので、状況に合わせて対応できる柔軟性がある人も向いているでしょう。

施工管理になるためには

小さなリフォーム工事から大規模な土木工事まで施工管理の領域は広く、一般的には工事会社などに入社して、現場での仕事を覚えることになります。施工管理には「施工管理技士」という国家資格があり、工事の内容によって建築施工管理技士、電気工事施工管理技士、管工事施工管理技士など6種類に分かれています。大規模な現場の管理をするためにはこうした資格も必要となります。

ワンポイントアドバイス
分野が異なる工事でも活躍可能。

施工管理の仕事は一般的には馴染みが少ないですが、工事現場には欠かせない仕事です。建設業界で働く上で「施工管理技士」の資格が役立つ場面は多く、取得しておくと出世や転職にも有利と言われています。