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お仕事データ

人の心を動かす演技を!
俳優
俳優とは
監督や演出家の世界観に合わせ、
求められるキャラクターを演じる。

テレビや映画、舞台などに出演し、台本に添って演技を披露するのが俳優。一般的には出演者や制作スタッフの顔合わせを兼ねたセリフの読み合わせから始まり、稽古やリハーサルを経て本番にのぞみます。監督や演出家の求める世界観に合わせ、キャラクターを演じるのが俳優の腕の見せどころ。ただ演技をするだけでなく、舞台のお客様や視聴者の心を動かすのが仕事の本質です。

俳優に向いてる人って?
人前に立つことが苦ではなく、
モノマネや人間模様の観察が好きな人。

俳優は人前に出て演技をすることから、目立つことが苦ではないタイプは向いているでしょう。演技力や表現力、個性が必要なだけではなく、監督や演出家の求めることを理解する力も大切。「誰かになりきる」のが仕事のため、モノマネが得意だったり、人間模様の観察が好きだったりすると、演技の際に役立つはずです。オーディションなどのチャンスを逃さないチャレンジ精神や掛け合いの「間」を読むセンスも求められます。

俳優になるためには

俳優への道のりとしてまず挙げられるのが劇団に所属すること。大手から小劇場を中心に活動する劇団までさまざまで、入団オーディションに合格すると俳優としてのスタートが切れます。芸能事務所に所属するのもルートの一つ。事務所によっては俳優養成所を用意しているところもあります。また、芸術系の大学や短大、専門学校では舞台や俳優コースを設けていることもあり、基礎から徹底的に学ぶこともできます。

ワンポイントアドバイス
いろんな人になれるところも
俳優ならではの魅力!

俳優は、与えられる役柄によってサラリーマンにも社長にも、刑事や医者にも、時には殺人犯になることもできます。いろんな人に自分を重ねられるというのは、この仕事ならではの魅力。ただし、さまざまな人物を演じるには役柄について勉強を重ね、しっかりと役作りをすることが求められます。多彩な人生を疑似体験することで、人間としての魅力も深まっていくことでしょう。