お仕事データ

自らの体を使って表現!
ダンサー
ダンサーとは
音楽やリズムに合わせ、
体の動きで豊かな感情を表現。

音楽やリズムに合わせ、ステップやパフォーマンスを繰り出すことで豊かな感情を表現するのがダンサー。クラシックバレエやコンテンポラリーダンス、ジャズダンスから、ストリートダンス、社交ダンス、タンゴやフラメンコなどの民族舞踊まで、ジャンルは多種多彩です。ジャンルと同様に踊りの表現やバリエーションも豊富。ダンサーはステージやクラブイベントでダンスを披露するだけでなく、ミュージカルやテレビ番組、映画などに出演する他、ダンススタジオの経営者や講師、振付師としても活躍しています。

ダンサーに向いてる人って?
ダンスが好きという強い思いを持ち、
自らの体調も気遣える人。

ダンサーとして大切なのは、踊ることが好きという気持ち。体全体を使ってその思いを観客に伝え、見ている人を楽しませようとするホスピタリティーも重要です。キレのあるダンスを披露するには高い身体能力が必要な一方、ケガや故障を防ぐために自分自身の体を細やかにメンテナンスすることも求められます。ダンサーはステージ上でいつもキラキラと輝く存在であることから、前向きで明るい性格の人も向いているでしょう。

ダンサーになるためには

ダンサーは特別な資格や学歴が求められる職業ではありません。決まったルートがあるわけではありませんが、スポーツ系・ダンス系・舞踏系のコースを置く専門学校やダンス教室に通い、基本的な技術を学ぶケースが多いようです。また、ストリートに出て独学を重ねる人もいる他、劇団やテーマパークに所属したり、オーディションやコンテストに参加したり、積極的にチャンスをつかみに行くことが第一歩となります。

ワンポイントアドバイス
指導者やダンススタジオ経営の道も、
ニーズが高まっていく予感!

ここ最近、ダンスは他分野とのコラボレーションも進み、新たなエンターテインメントが生まれる可能性を秘めています。新学習指導要領により中学校の保健体育の授業でダンスが必修化されたこともあり、ストリート系のダンスに興味を持つ子どもも多いようです。今後はダンサーを目指す若者が増えることが予想されるため、指導者の道やダンススタジオを経営する道もニーズが高まるでしょう。