ガスや水道を使用する建物の中で、地面の下や床下、壁の中、天井裏などに管を引き配管を組み立てる仕事です。建物の構造によっては、複雑な配管をしなければならないこともあり、管と管を繋ぐ継手を駆使しながら無駄のないルートを選んでいきます。ガス漏れ、水漏れなどがあっては問題となるので、高い技術が求められます。
建物が完成すると配管は壁などに隠されてしまうので、基本的にやり直しができません。だからこそ求められるのは確実な作業。「自分の配管は漏れない!」と仕事に自信を持っている人よりも、「漏れるかもしれない…」と何度もチェックするくらい心配性な人のほうが向いている仕事と言えます。
配管工事を行っている会社に入ることで配管工として働くことができます。資格は必須ではありませんが、技術を示すものとして「配管技能士」「管工事施工管理技士」などの資格があります。ガスを扱う場合は「ガス主任技術者」「液化石油ガス設備士」などの資格が必要になります。
配管工の仕事は管と継手を駆使して配管を組み立てること。必要な管の長さを計算で求める場面は多く、暗算に強いと作業がはかどると言われています。
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