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2020-12-07

介護のしごとをもっと知ろう!
「介護の学校を知ろう!①」

みなさん、介護福祉について学べる公立の学校があるのを知っていますか?
訪れたのは北海道のほぼ中央に位置する栗山町。ここに全国でも珍しい公立の介護福祉士養成校、北海道介護福祉学校があります。開校から30年以上の歴史があり、0B・OGの多くが介護の最前線で活躍中です。これから3回にわたり、どんな学校なのかを紹介していきます!

1回目の今日は
“介護を学ぶセンパイに聞いてみよう!”
北海道介護福祉学校 現役学生インタビュー


同校で学ぶ2人のセンパイのリアルな声を聞いてみました。
左:前田栞汰くん 2年生(岩見沢農業高校出身)
右:佐藤莉緖さん 2年生(厚岸翔洋高校出身)

Q 介護を学ぼうと思ったのはどうして?
前田さん「高校の先生から就職先として介護施設を紹介されたのがきっかけです。高校卒業と同時に働き始めるつもりだったんですが、施設の方から『介護福祉士を取るまで待っている』と言ってもらい、こちらに入学することになりました。

佐藤さん「介護の世界に興味を持ったのは高校時代。きっかけは介護施設での職場体験ですね。地元の厚岸も高齢化が進んでいて、介護福祉士になれば地元に貢献できると思いました。この学校を選んだのは公立で学費が安く、親への負担が軽くなると思ったからです」

Q もともと介護にはどんなイメージがあった?
佐藤さん「おじいちゃん、おばあちゃんとお話をするとか、日常生活のお世話をする・・・というイメージかな。私は祖父母と同居してたので、お年寄りとのコミュニケーションは抵抗なくできそうだと思ってました」

前田さん「ぼくの周りには介護施設で働いている親戚が何人かいるんですが、話を聞く限り、あまり良いイメージではなかったんです。肉体的にキツいとか、大変だという話をよく聞かされていて・・・(苦笑)」

Q 実際に入学して、介護を学んだ印象はどうでした?
前田さん「聞いていたほど大変ではなさそうだなって。実習に行った障害者施設では最初はうまく利用者さんとのコミュニケーションが出来なくて迷惑をかけてしまったんですが、一週間もしたら相手が伝えようとしていることが理解できるようになって、自分が誰かの役に立てることにやりがいを感じるようになりました」
佐藤さん「私も実習に行くまではいろいろ不安だったし、最初の数日はオロオロするばかりで、1日に何度も職員さんに質問していました。でも、自分が何かする度に喜んでくれる利用者さんがいて、些細なことでも『ありがとう』と言われるのが嬉しかったです」

Q この学校の良いところは?
佐藤さん「先生たちの面倒見が良いところですね。授業で教わる内容は難しいですが、先生たちは親身にサポートしてくれて、分からない所があれば個別にみっちり教えてくれます(笑)。私は寮に住んでいるので、困ったことがないか、いつも気に掛けてもらっています」

前田さん「就職する前にしっかりと知識を身に付けられるところかな。働き始めてから介護福祉士の資格を取るのは大変だし、きっとどちらかがおろそかになってしまうはず。ここに入学したことで出会えた仲間や先生も今後の財産になると思います」

いかがでしたか?センパイのお話は参考になりましたか?
次回はコチラの学校のカリキュラムについてご紹介します!お楽しみに〜

北海道介護福祉学校
住所:北海道栗山町字湯地60番地
TEL:0123-72-6060
http://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/kaigofukushi-s/

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