• ホーム
  • 佐々木 紫帆さん

佐々木 紫帆さん
インタビュー公開日:2019.10.18

地元での就職を希望し、
合同説明会で出会いが。
大学卒業を控え、地元での就職を希望していた佐々木紫帆さん。札幌で開催されていた企業説明会に地元から参加していたのが竹口組でした。「説明会の後日、面接に来てほしいという文書が届き、『建築って難しいのでは?』と悩みましたが、必要とされていると感じてうれしくなり、行ってみることにしました」
小さい頃から絵を描くこと好きで、大学では広告のデザインを学んでいた佐々木さん。「一般的な公務員や事務職の仕事は、私でなくてもできる。竹口組の面接で社長が私の作品集を見て『うちの会社で広告を作ってもらえたら、良いものが出来るのでは』と言ってくれて、この会社なら私の得意なことが生かせるのかもしれないと思いました」
建築についてはイチから。
図面も書けるようになりました。
佐々木さんの入社と同時に、文章が得意な新入社員一人を加えて「業務課」が誕生。広告の制作や新規のお客様へのPRをすると決まっていたものの、実際のお仕事内容は先輩社員とともに試行錯誤しながら決めていきました。
建築のことは知識ゼロの状態からのスタート。専門用語なども一つ一つ先輩に聞きながら、経験を積み上げる日々。
ある時、先輩から、「建築図面を書いてみる?」との提案が。「一つ一つの細かいパーツを書き、大きな家の図面を作り上げていくのが楽しいと思いました。その後一年くらいかけて、建築図面を書けるようになったんです」
今ではお客様に提案する間取りやプランボード、市役所に提出する申請図面も書けるようになりました。
お客様の身になって制作した
パンフレットは渾身の一冊に。
佐々木さんが手がけた大きな仕事の一つが、展示会で配布するパンフレットの制作です。載せる内容や文章、構成は社員同士で話し合い、広告会社に発注して制作しています。日ごろお客様に接し、住宅のこともわかっている社員自身が制作することによって、よりお客様に伝えやすくなりました。
「展示会で使うことを考えると、パンフレットに全て書く必要はなく、見てもらいながら口頭で説明した方が伝わりやすいんです。だから、文字は極力少なく、イラストを多用して見やすく作ることを心掛けました」
表紙のイラストも佐々木さんが制作。こだわりの一冊が出来上がりました。パンフレットを見ての問い合わせもあり、手応えを実感しています。
振り返ると感じられる成長。
「わからない」感覚も大切に!
入社してから徐々に知識が増えるとともに、仕事の幅が広がっている佐々木さん。「以前はできなくて悔しい思いをしたことも、時を経てまた挑戦してみるとなんなく出来るようになっていて、その度に自分の成長を感じられるようになりました。今では全く分からなかった建築の専門用語も覚え、先輩と同じ目線で仕事をしています」
一方、展示会や打合せなどでお客様と話す際は、「何も知らなかった経験」が強みになるといいます。「入社当初はお客様と同じく、何も分からない状態です。だからこそ、お客様の気持ちがわかり、お客様の立場に立って話すことができます。知識がついてきても、その感覚は忘れないようにしたいですね」
何でも答えられるよう、
常に学んでいきます!
寒冷地であるオホーツク管内の住宅は、断熱や気密性など住宅性能が優れているのが特徴。佐々木さんもしっかりと勉強し、お客様への提案でもそれを伝えています。
「メーカーによって特徴も様々で、常に進化した新しい商品が開発されています。『この商品のどんなところが良いの?』『予算に合わせるにはオプションのどこを削ればいい?』など、どんなことを聞かれても答えられるようになりたいです」
企業が求めるのは業界の専門知識や技術だけではありません。会社のニーズとマッチすれば、特技を生かしながら輝ける場所があるということを、佐々木さんが教えてくれました。
シゴトのフカボリ
拝見!オシゴトの道具

思いが詰まったパンフレット
お客様との対話を想定して、知恵を絞って作ったパンフレット。私たちの作品であると同時に、お客様とお話しする時に使う重要なアイテムになっています。
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

内心「嫌だな」と思っていることは、なかなか覚えられないものです。少しでも「楽しい」と思えることを見つければ、前に進むことができるし、飲み込みも早くなります。好きになる努力をしてみましょう!

株式会社竹口組

「生活を考える家づくり」をテーマに、オホーツクの厳しい寒さにも耐えうる高性能と省エネ、健康に長く暮らせる住宅づくりに取り組んでいます。

住所
北海道北見市山下町4丁目2番8号
TEL
0157-23-6438
URL
https://takeguchigumi.jp

お仕事データ

販促企画や企業広報を!
プロモーション担当
プロモーション担当とは
企業の販売活動やセールス、
広報などに携わる仕事。

プロモーションとは広い意味で企業や商品、サービスを広く認知させ、購買を促進させる活動のことです。販促活動に携わる担当者は販売活動や営業活動を支援するプランを企画・立案・実施したり、新商品のリリースに伴うキャンペーンやイベントを企画したり、店頭PRで直接お客様にデモンストレーションするなど、セールスプロモーションの仕掛けを考えます。さらに、こうした取り組みをプレスリリースする他、各種メディアに情報発信する広報の担当者を置く場合も。企業によっては販売促進と広報をどちらも担うことがあります。

プロモーション担当に向いてる人って?
データ分析や自由な発想が好きで、
対外的なコミュニケーション能力も必要。

プロモーション担当はお客様の購入履歴や市場の動向を調査して企画・立案することも多いため、データ分析などが得意な人に向いているでしょう。他社のキャンペーンも見比べ、「なぜ売れているのか」掘り下げて考える鋭い観察眼も必要です。イベントのプランニングにおいて、ノベルティをプレゼントするなど、自由な発想を試すのが好きな人にもぴったりの仕事です。また、広報を担う場合は自社の営業や宣伝といった他部署との連携も多いだけでなく、メディアへの情報発信も欠かせないため、対外的なコミュニケーション能力も求められます。

プロモーション担当になるためには

プロモーション担当は、企業の一部署として機能していることがほとんどです。特別に必要とする資格はなく、まずは飲料品メーカーや化粧品メーカー、住宅メーカー、百貨店など、プロモーションの部署を置く会社に就職するのが一般的です。大手企業などでは「四年制の大学を卒業」「TOEICで一定の点数を取得」が条件になる場合もあるので、求める人物像や募集要件を調べておきましょう。

ワンポイントアドバイス
プロモーションの重要性は、
高まっている傾向。

最近はインターネットやSNSなど、商品やサービスをPRするための手法が増え、さまざまなキャンペーンを展開することができます。プロモーション担当は、売上を左右するキーパーソンとして、以前よりも仕事の重要性が高まっている仕事です。また、地方の小さな企業であっても全国に名が知られるPRを打つことができる可能性も秘めています。今後は、新しい企画を考え出す面白味とやりがいがますます広がっていくでしょう。

この仕事の求人例