栗山町役場(エフエムくりやま)
栗山町の総合計画・統計調査などを担い、地域活性化のための活動を行う「地域おこし協力隊」の活動を支える。現在、8名の協力隊員が活動しています。
地域おこし協力隊は、主に都市部から地方に移住した上で、その土地の魅力を引き出し、地域を元気にする仕事です。特産品の開発や観光PRなどの産業振興、お祭りやイベントの企画運営、空き家の活用、移住者の受け入れ支援など、活動内容は地域のニーズによって多種多彩。地域の人々と協力しながら、外からの新しい視点を活かして地域の課題解決に取り組みます。任期は最長3年。この間に地域に溶け込みながら、将来の定住・起業に向けた準備を進めることもできます。
地域おこし協力隊には、地域の人々と積極的に関わり、良好な関係を築けるコミュニケーション力が重要です。また、地方への移住を伴うため、新しい環境に飛び込む勇気と適応力も必要。地域の課題を自分ごととして捉え、解決に向けて行動できる実行力も求められます。さらに、地域の伝統や文化を尊重しながら、新しいアイデアを提案できる柔軟性のある人に向いています。
地域おこし協力隊になるために必要な資格はありません。まず、全国の地方自治体が出している募集情報をチェックし、自分が活動したい地域と内容を探します。応募する際は、履歴書や応募用紙(エントリーシート)を提出し、書類選考や面接などの選考を受けます。採用が決まると、自治体から委嘱を受け、その地域に引っ越して活動をスタート。パソコンスキルや広報の知識、イベント企画の経験などがあると活動の幅が広がります。また、事前に説明会や現地見学会に参加して、地域の様子を実際に見ておくこともおすすめ。自身の趣味や特技を活かせる地域を選ぶのも良いでしょう。
地域おこし協力隊は、地域の活性化に関わりながら、自分の新しい可能性も見つけられる仕事です。任期中の活動を通じて起業のアイデアが生まれたり、地域に定住して新しい事業を始めたりする人も増えています。都会では味わえない暮らしや人とのつながりを通じて、自分らしい生き方を見つけられる魅力的な制度といえるでしょう。
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