Spiedino Fuggi
旬の素材を楽しめる丁寧な料理が好評。ワインは常に50種類ほどそろえ、相性を考え抜いた一皿とともにお好みの一杯を楽しめます。お好みのパスタをチョイスできるランチも人気です。
ソムリエはホテルやレストランで、お客様の好みや料理との相性を考慮し、最適のワインを提供する仕事。飲み物の提案や料理の選択のアドバイスといった対応が主な業務ではありますが、ワインの入荷や適切な保管、品質管理、グラスの管理、イベントの企画まで幅広い役割を担います。ワインは使用されているブドウの種類や産地、生産された年度などによって味が異なる奥の深い飲み物。お客様にとって何が好みなのかを素早く見極め、TPOに合った素敵な食事シーンを演出するのが腕の見せどころです。
ワインは最も歴史の古いお酒といわれ、地域や生産年度、作り手によって種類もさまざま。ソムリエにはその深い知識や相性の良い料理を学ぼうとする熱量が求められます。また、お客様との会話や立ち振る舞いなど、接客のプロとしてのスキルも必要。おいしいものを提供し、おもてなしをすることで喜ばれることが好きな人、観察力に優れていることもソムリエにとって大切な素養です。
フランスではソムリエは国家資格ですが、日本の場合は資格を持っていなくても働くことができます。とはいえ、最近は民間の団体が実施するソムリエ資格制度が浸透してきたこともあり、資格認定を受けてからソムリエを名乗るのが一般的です。ソムリエの検定試験を行っている団体は、日本ソムリエ協会(JSA)と全日本ソムリエ連盟 (ANSA)。中には日本ソムリエ協会(JSA)が実施するソムリエの認定試験の受験対策コースを設けている学校もあります。
※ソムリエ資格制度については、日本ソムリエ協会(JSA)や全日本ソムリエ連盟 (ANSA)のホームページをご確認ください。
https://www.sommelier.jp/index.html
http://www.ansa-w.com
かつては高級なイメージだったワインですが、今や身近な飲み物として多くの人に親しまれています。日本のワイン消費量はしばらく安定して上昇すると予想されているため、ソムリエの存在価値はますます高まるでしょう。ベテランソムリエともなれば、国内外のコンクールで優秀な成績を収め、テレビ出演や講演会のゲストに呼ばれることも。こうした機会を利用して自分のお店を開業するソムリエもいるようです。
この仕事のほかのインタビュー。
ほかにもあります、こんな仕事。