私たちが家電の買い物を楽しむお店としておなじみの家電量販店。そのフロアで接客やレジ業務、在庫管理、商品陳列、そして時には価格設定にも携わるのが家電販売員です。中でも花形といえるのが店頭に立って商品の魅力を伝え、売り込む仕事。各メーカーの商品知識を駆使し、お客様の疑問に答えながらニーズに合った一品を見極めます。商品のデモンストレーションといった演出によって心をつかむのもポイント。お客様に気持ち良く買い物を楽しんでもらい、次の機会に指名されるのもやりがいになるでしょう。
家電販売員は当然ながら冷蔵庫やカメラ、スマートフォン、IT機器といった家電製品が好きな人に向いている仕事です。ただし、家電業界は新製品が次々と登場し、機能や性能が日々進化します。幅広い家電の商品知識を吸収し、積極的に勉強する姿勢が求められるでしょう。また、悩んでいるお客様に自ら声がけしなければならないため、コミュニケーション能力も必要です。
家電販売員になるために必要な資格はありません。一般的には入社試験を受けて社員になるほか、アルバイトスタッフとして認められて正社員登用されるケースも少なくないようです。商品知識や接客の方法は職場で学びます。家電販売員としてある程度経験を積み、実績を上げると、各売り場のリーダーなどにステップアップしていくのが基本です。
家電販売員は売上の結果がリアルに数字として表れ、努力が評価としてダイレクトに跳ね返ってきます。自分が担当する売り場のレイアウトや商品の陳列、新製品コーナーの作り方などで売上が変わることも多いため、工夫を施すのが好きな人にも楽しい仕事として映るでしょう。また、最近は中国人やベトナム人などアジア圏のお客様も多いため、外国語が話せると売上アップのチャンスがねらいやすくなります。
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