日本郵政グループで働く人が郵便局員。具体的には郵便物の集配や配達、切手販売、お中元やお歳暮のオススメをするのが「日本郵便」。郵便貯金の口座管理や貯金の声がけ、資産運用の相談など銀行業務を行うのが「ゆうちょ銀行」。保険商品の窓口販売やお客様宅への営業活動などを担当するのが「かんぽ生命」。この3つの事業が日本郵政グループの三本柱です。とりわけ郵便局は日本の全市町村に設置され、インフラとして重要な役割を担っています。郵便局員は人々の暮らしに身近で、地域に根ざした仕事としてのやりがいを感じられるでしょう。
郵便局員は郵便物の内容確認や貯金通帳の作成、保険金受取人の設定など、重要な確認作業が多い仕事。そのため、慎重かつ確実に作業を進められる細やかさが必要です。また、郵便局にはたくさんのお客様が訪れることから、親しみやすく接することができる人も向いているでしょう。一方、繁忙期には大量の郵便物を処理しなければならないため、手際よく仕事を行う効率性も重要なポイントです。
郵便局員になるためには日本郵政グループの採用試験に合格する必要があります。経営企画、商品企画・開発、営業企画・推進などを担う「総合職」の場合は大学院・大学卒の学歴が求められます。お客様にサービスを提供する「地域基幹職・エリア基幹職」「一般職」は大学院・大学・短大・高専・専門学校(専門課程)卒の学歴が必要です。
郵便局は日本全国に約24000局あり、そのうちの約4000局は「簡易郵便局」。これは日本郵便株式会社と契約を交わし、郵便や貯金、保険といった窓口業務についての研修を受けた上で、各種の仕事を行うしくみです。銀行やコンビニエンスストアが近くにないエリアでは、簡易郵便局はなくてはならない存在。基本的な資格条件はありますが、自分で小さな郵便局を開局することも可能なのです。
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