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施設や店舗をより快適に!
施設管理運用者
施設管理運用者とは
利用者の満足度を高めるために、
施設の清掃や保全、運用企画を。

病院や官公庁、空港、店舗、オフィスなど、さまざまな施設を快適な環境に保つのが施設管理運用者の仕事。日常の清掃・保全・修繕などに携わったり、それだけではカバーできない経年劣化の有無や設備・什器の定期点検を行ったり、利用者の満足度を高めることを目標に業務に取り組みます。また、企業によっては実際の作業にあたるのではなく、収益性アップのための設備更新や現場を管理する業者の選定といった運用企画の役割を担うことも。施設や店舗の先行きも左右するやりがいのある仕事です。

施設管理運用者に向いてる人って?
分野を問わず幅広いことに興味があり、
自ら勉強していけるタイプ。

施設管理運用者の守備範囲は幅広く、清掃や維持管理、電気設備、通信設備、環境衛生などバラエティに富んでいます。そのため、分野を問わずさまざまなことに興味があり、新しいことを学びたいと考えている人に向いているでしょう。企業によっては業務に必要な資格を取得しなければならないため、勉強が苦にならないことも必要。また、この仕事は多くの人がチームになって進めることから、コミュニケーション能力も求められます。

施設管理運用者になるためには

施設管理運用者になるために必要とされる資格や学歴はありません。高校や専門学校、短大、大学を卒業後、施設運営部門や設備管理部門などのある企業に就職して実務経験を積むのが一般的。現場ではさまざまな専門知識が求められるため、上司や先輩の指導を受けながら、長い時間をかけて一人前に育てていく企業が多いようです。

ワンポイントアドバイス
最近注目度が高まっている
ファシリティマネージャーとは。

ファシリティマネジメントとは、アメリカ由来の新たな経営管理方式。施設運用管理者の延長線上に存在し、施設を資産として経営に生かす考え方です。ここ最近は、全国に眠っている不動産や施設を効率的に活用することで、日本経済の活性化が期待できることから「ファシリティマネージャー」という職種の注目度が高まっています。不動産などの施設設備を管理するだけではなく、企業経営の視点から見てより良い状態に保つため、目標に向かって計画立案から実行、評価を行う仕事です。施設管理運用者とかなり近いため、興味のある人はチェックしてみてください。

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