北海道ボールパークFビレッジのお仕事！
【F VILLAGEに新たなファンや仲間を】

F VILLAGEには、野球とは違った角度から、新しいコミュニケーションを生み出す人たちもたくさんいます。その中から4名の方にお話を伺いました。

①株式会社クボタ
・KUBOTA AGRI FRONT　コミュニケーター 森下久美さん
【食と農業に向き合う仲間を増やしたい！】

〜「KUBOTA AGRI FRONT（クボタ アグリ フロント）」は、1年を通して「食」と「農業」に触れられる場所。今、フードロスや農業の担い手不足など、食と農業にまつわる課題はたくさんあります。私たちコミュニケーターは、展示やシアター、農業経営ゲームなどを通じて、次世代を担う方々にこうした〝宿題〟を解く手がかりやヒントを提供するのが役割。例えば、好き嫌いをなくすことや給食を残さず食べることも、課題解決になるのだと知ってほしいと思っています。野球ファンが試合前にふらりと訪れてくださることもありますし、子どもたちが親御さんを連れてリピートしてくれるなど、食と農業の課題に向き合ってくれる仲間が増えていく実感が湧くのもやりがいです。〜

②株式会社ファイターズ スポーツ＆エンターテイメント
・開発本部 開発・企画統括部 事業企画課 部長 酒井恭佑さん
【小さなコミュニティで多様なにぎわいを。】

〜Fビレッジは、スポーツを軸としたまちづくりを現在も進行中です。今後、オフィスや大学といった施設が増えていく中、子どもや学生、シニアなどさまざまな人が交流できる多様性がにぎわいを生み出すカギになると思います。そのために必要なのが、同じ趣味や好きなことに熱量高く取り組む小さなコミュニティ。僕は多彩なプロジェクトを進める中でも、「ウェルネス」をキーワードにした企画も手掛けています。例えば、球場内のフィールドでヨガを楽しんでもらったり、月に1〜2回「朝ラン」で汗を流す時間を作ったり、子どもたちを対象としたスポーツフェスも開催しました。こうした体験を通じて仲を深める人を増やし、笑顔の輪を広げていきたいですね。〜

③株式会社ヤッホーブルーイング
・そらとしば by よなよなエール 醸造士 三田昂平さん
【試合のない日にも、
来てくれるファンを！】

〜「そらとしばｂｙよなよなエール」は、エスコンフィールド内のクラフトビール醸造レストランです。試合が白熱すると席を立つ方が少なくなり、ビールを買いに来る方が減るのがひとつの特徴でしょうか（笑）。飲んでいただくお客様との距離が近いのも「そらとしば」ならでは。自分たちの手掛けたビールを目の前で楽しんでもらえて、時には直接「おいしかった」という言葉を聞けるのが大きなやりがいになります。他にも醸造所見学でお客様に素材や造り方を解説したり、産学連携の一環として酪農学園大学で栽培されたライ麦で季節限定ビールを醸したり、ユニークな取り組みに携われるのも、おもしろさの一つ。今後は試合のない日にも「このビールが飲みたい」と来てくれるファンを、もっと増やしていきたいです。〜

④株式会社ボーネルンド
・リポビタンキッズ
PLAYLOT by BørneLund プレイリーダー 角田空哉さん
【球場の中であそびを
通じた思い出づくり！】

〜ボーネルンドは、あそび道具の販売やあそび場の運営など、「あそび」を通じて子どもたちの生きる力を育んでいます。「PLAYLOT」は、「スポーツ×あそび」をテーマにした球場内のあそび場です。地域のお客様に加え、野球ファンや旅行中の方など、幅広い層に楽しんでいただいているのが大きな特徴。低年齢層が中心の既存店舗とは違って、小学生も多いため、体を動かしたダイナミックなあそびや「できた」を経験してもらうチャレンジングなアプローチも提案しています。さらに、北海道日本ハムファイターズと連携してイベント時にワークショップを開くなど、球場というコミュニティの中で多くの人にあそびを介して楽しい思い出を持ち帰ってもらえるのも大きな手応えです。〜

いかがでしたか？
Ｆビレッジでは、野球だけではなく「食」「健康」「ものづくり」「あそび」といった多彩な切り口で、新たな仲間やファンを増やしています。
次にＦビレッジを訪れるときには、今回紹介した人たちの仕事や想いをぜひ思い出してみてください。きっと、また違った楽しみ方が見つかるはずです。
そして、そこで出会った仕事の数々を、将来の職業の選択肢として考えてみるのも良いかもしれません。