お仕事データ

放射線の検査や治療を!
放射線技師
放射線技師とは
放射線を使った検査のほか、
がん細胞を破壊する治療も担当。

医師の指示のもと、放射線を使った検査や治療を行うのが放射線技師。レントゲンやCT、MRIなどの機械で病気の診断に必要な画像を撮影するほか、がん細胞を破壊する「放射線治療」も担当。検査で得られた画像や放射線情報を取り扱ったり、放射線機器を安全に管理するといった業務もあります。

放射線技師に向いてる人って?
知的好奇心があり、慎重なタイプ。

生理学や解剖学といった医学知識だけでなく、画像を作るための電子工学、コンピュータースキルなど、日々進歩する医療業界ではさまざまな最新情報に対応しなければなりません。知的好奇心がおう盛でチャレンジ精神のある人が向いています。また、放射線は正しく使わなければ人体に害を及ぼす危険もあるので、慎重さも求められます。

放射線技師になるためには

「診療放射線技師」の国家試験に合格することが必須。文部科学省指定の学校、厚生労働省指定の養成所で3年学ぶことにより受験資格が得られます。診療放射線技師を養成する学校には3年制の専門学校・短大と4年制の大学・専門学校があります。

ワンポイントアドバイス
女性技師へのニーズが増加中。

ここ最近は乳がん検診やマンモグラフィ検査(乳房X線検査)など、女性に対する検査が増えていることから、女性技師へのニーズが高まっています。現在のところ、女性の放射線技師の割合も3割ほどになっているようです。