公立・私立の学校で、生徒に学習や生活を指導するのが学校教師。満6~12歳の児童を対象にした「小学校教師」と国語や数学、英語など単一教科を専門に生徒に教える「中学校教師」「高校教師」に分けられます。学校教師の仕事は多岐にわたり、授業はもちろん、担当クラスの受け持ちや、部活動の顧問として活動することも。また学校行事の運営や地域社会との協力活動なども仕事のひとつ。子どもたち一人ひとりと向き合うことは大変な反面、やりがいも多く感じられます。
学校教師は、児童や生徒に対し責任感を持って向き合える面倒見の良い人に向いているでしょう。さまざまな仕事を抱えながらも、日常生活の小さな問題解決から、進路についてのアドバイスなど、その都度一人ひとりに対して根気強く向き合う辛抱強さも求められます。また児童や生徒を引っ張っていくための指導力も必要です。
学校教師になるためには「教員免許」が必要です。具体的には、小学校教師は「小学校教諭免許」、中学校教師は「中学校教諭普通免許」、高校教師として働くためには「高校教諭普通免許」と、それぞれの教員普通免許を取る必要があります。資格取得後は、公立・私立で採用方法は異なりますが、各施設が実施する教員採用試験に合格すると晴れて学校教師として働けるようになるでしょう。
※教員免許の取得については、詳しくは文部科学省のホームページをご確認ください。http://www.mext.go.jp/
副担任は、担任をサポートしながら学級運営に携わっていく教員。担任が休みの日は代わりにホームルームを開いて生徒の生活指導を行い、出欠の確認をすることもあります。担任と比べて副担任には自由な時間が多く、一人ひとりの生徒と密に関わりやすいというメリットも。そうしてより良い関係を作り、スムーズな学級運営を進められるように担任をフォローするのが副担任の役割です。
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