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岩田 隼來さん
インタビュー公開日:2019.05.08

消費者に近い大きな舞台で
社会人としてのスキルを高めたい。
医薬品や化粧品、最近は日用雑貨や食料品も並んでる… 今や私たちの暮らしに欠かせない存在となっているのがドラッグストア。数ある店舗の中でも私たち北海道人になじみ深いチェーンといえば、サツドラの愛称で知られる「サッポロドラッグストアー」でしょう。
札幌市北区屯田。大手スーパーやロードサイドの専門店が立ち並ぶ中、ひときわ目を引く大型店舗『サツドラ屯田店』店長の岩田隼來さんを訪ねました。
まずは岩田さんの経歴から。ご出身は室蘭市。高校まで同市で過ごし大学進学で札幌へ。就活時期になり業界研究をする中、消費者に一番近い世界で働きたい、大きな舞台で社会人としての経験を積みたいという思いが日増しに強くなり、目に止まったのがサッポロドラッグストアーの求人票。
「夢の仕事ではなく、自分が成長していける現実的な仕事だと感じ入社を希望しました」
大型店舗から地方まで。
様々な舞台で経験を積み店長へ。
岩田さんは現在入社10年目。
「最初の配属は札幌西区西野店。そこから千歳や滝川、旭川、岩内など地方の複数の店舗を経験し一年ほど前から屯田店の配属となりました」
入社後しばらくは接客販売の担当。お客さまの対応、品出しや商品の陳列、レジ、売り場管理などの仕事を一つ一つ覚えていきました。ちなみに店長職に就任したのは3年目の滝川店から。同社の中でも異例のスピード出世だとか。
「札幌のような都会から地方まで様々な店舗や役割を経験させ、成長を促すのがサツドラ流の人材教育術なんです」
旭川では、新規店舗の立ち上げの店長という貴重な体験も。
「ゼロから店を作り上げていく、何色にも染まっていないスタッフを教育していく、地域のお客さまとの信頼関係を一歩一歩築いていくという日々は本当に刺激的でしたね」
ヒト・モノ・カネの管理を通じ、
店舗を円滑に運営していくのが店長の仕事。
さて店長の仕事とはどのようなものなのでしょう。
「スタッフの教育指導、シフト管理、業務の指示、売上や経費の管理、販促など店舗のマネジメント全般です。『ヒト、モノ、カネ』は店舗を運営する上で、決して欠くことのできない重要な要素。常にその動向に目を配り、さらに本部からの指示なども仰ぎながら、店舗を円滑に運営することが店長の基本的な役割です」
屯田店はチェーンの中でも指折りの大型店舗。このため勤務するスタッフも50人に上ります。
「一対一で全スタッフに応対するのは至難の業。ですから、私の意思や指示は直属の部下数名に伝え、そこから現場スタッフへと降ろしていく、という業務フローになっています」
だからこそ大切なのはスタッフとの信頼関係、というのが岩田さんの考え。
「傍若無人だったり感情的だったりしては誰も付いて来てはくれません。『上から』ではなくスタッフの皆さんと『同じ目線』で考え行動し、一人ひとりの信頼を積み重ねていくことが重要になってくるんです」
最終ゴールが共有できれば
店舗にチームワークが生まれます。
店内を見渡すと中堅社員や新人社員、主婦のパートさんもいるなど、スタッフは千差万別。それらを束ねていく店長という仕事は苦労も多いのでは?
「確かに仕事観は一人ひとり異なります。お小遣い程度働きたい人もいれば、接客が大好きという人もいますからね。ただ目先の目的は違っても『お客さまの幸せを求める』という最終的なゴールを共有できるなら、スタッフは一致団結できる。チームワークが生まれれば店は自ずと活気づいていくんです。なのでスタッフの皆さんにお客さまの幸せというゴールを意識させ続けることも、私の大切な役割と言えるでしょうね」
ここで意地悪な質問。やっぱり自分のお店の売上は気になる?
「それはなりますよ〜(笑)売上は数字となって現れる成果ですからね。ただそれが全ての尺度ではありません。みんなで頭を捻り全力で応対し、お客さまに満足して頂くことが大前提。売上は後からついてくるものと考えています」
職人タイプよりもリーダータイプ向き。
店の舵取りという醍醐味を味わってほしい。
一つにまとまったスタッフや店を目のあたりにする瞬間が店長としての最高の喜び、と岩田さん。小売店の店長という仕事は、まさに彼の天職といえそう。
「小中学校時代からクラスメートを牽引していくようなタイプでした。自分一人で結果を出すのではなく、みんなをうまくリードしながらより大きな成果を導いていくみたいな。その性格をそのまま活かしているのが、今の店長というポジション。おっしゃる通り天職なのかもしれませんね」
なるほど、リーダーシップを発揮できる仕事に就きたい人に向いているといえるのかも。では最後にドラッグストアの仕事の楽しさも教えて。
「商品アイテムの拡大、自社ブランドの誕生、働く環境の先進化・効率化など、ドラッグストア業界の進化は日進月歩。お客さまとのふれあいを楽しみながら、こうしたビジネスの最前線を体感できるのがこの業界の仕事の面白さでしょう」
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

商品も来店するお客さまも仕事環境も、日々変化を繰り返しています。一日として同じ仕事をする日はないのです。その変化を楽しみながら成長していきたい、というのが自分の小さな目標です。

株式会社サッポロドラッグストアー

札幌市に本部を置くドラッグストアチェーン。2016年から公式な略称としてきた「サツドラ」をストアブランドとしている。医薬品から日用品、食品まで幅広い商品アイテムと接客品質のよさで消費者から高く支持されている。

住所
北海道札幌市北区太平3条1丁目2-18
TEL
011-771-8102
URL
https://satudora.jp

お仕事データ

店舗の運営を切り盛り!
小売店店長
小売店店長とは
経営者の視点を携えて、
売上や人材、店舗をマネジメント!

小売店店長はスーパーやドラッグストア、アパレルショップ、コンビニエンスストアなどの店舗運営を切り盛りする仕事。業務内容は多岐にわたりますが、筆頭となるのは売上管理です。週や月、1日ごとの売上を細かくチェックし、売れ筋商品の見極めや陳列方法の変更などによって目標の達成を目指します。また、スタッフを教育してスキルを伸ばしたり、最適な人員配置を考えたり、人材のマネジメントも大切。他にも商圏に求められる商品の仕入れやキャンペーンの実施、店舗や設備の管理などを担います。早いうちから経営者の視点を養えるところがメリットの一つです。

小売店店長に向いてる人って?
人をまとめるリーダーシップがあり、
新しいことに挑戦するのが好きなタイプ。

小売店店長には社員やアルバイト、パートスタッフをまとめるリーダーシップが不可欠です。さらに、部下のモチベーションを上げることも重要な役割のため、一人ひとりの相談にのる面倒見の良さやムードを盛り上げる力も求められます。キャンペーンや商品の入れ替えなどによって売上アップを図らなければならないことも多く、新しいことにチャレンジするのが好きな人も向いているでしょう。

小売店店長になるためには

特に必要な資格はなく、未経験からでもチャレンジしやすい仕事です。スーパーやドラッグストア、アパレルショップなどに正社員として就職し、しばらくスタッフとして経験を積んだ後に昇格するケースが一般的。専門学校や短大・大学の中には、ビジネスマネジメントや店舗運営、経営について学べる学科などもあるので、学生のうちに基礎的な知識を積み上げておくのもオススメです。

ワンポイントアドバイス
人をマネジメントするということ。

小売店店長は売上に関する責任も重大ですが、それ以上に社員やアルバイト、パートを育て、スタッフの暮らしを豊かにしていくという思いを持つことが大切です。そのためには業務をこなす人のマネジメントにも積極的に取り組み、やる気と能力を引き出すことでお客様からの信頼を勝ち取らなければなりません。それが、ひいては業績やスタッフの給与を高めることにつながり、最後には自分の評価へとフィードバックされるのです。