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真鍋 里帆さん
インタビュー公開日:2020.07.30

「社員の幸せ」を大切にする
社長の考えに引かれて入社を決意。
とろけるような生クリームとフレッシュなフルーツ、季節を感じさせる素材を使った色とりどりのケーキ…。真鍋里帆さんが働いているのは人気洋菓子店「きのとや」。入社から5年目になります。ここ、新さっぽろ店の店長になったのは、2020年2月のことだそうです。
真鍋さんが大学で学んだのは経済学。就職活動を始めた時は「明確にこの仕事がしたい」というよりは、「地元である札幌で働きたい」という思いが強かったそう。就活を通じてさまざまな業種の会社を訪問するうちに、きのとやと出会い、企業理念の一つが「全社員とその家族の幸せを実現する」であることを知りました。「普通なら『お客様の幸せ』だけを大切にしそうなのに、この会社は、社員とその家族の幸せを大切に考えてくれているんだ!」と、まずビックリ。「さらに会社の目標が『社員の幸せ・お客様の満⾜・きのとやの発展を同時に達成する〝三位⼀体経営〟を目指す』というもので、それが実現できたら本当に素晴らしいなあと思って…」と、入社を決意しました。
まずは入社前にインターンとして
自然に現場に慣れていきました。
内定後は、まず入社前インターンとして各店舗でアルバイト経験をし、仕事に慣れていくのがきのとやの方針です。真鍋さんの場合は秋から卒業まで、週2〜3回ほど、大丸店に勤務することに。その半年間で、お客様への対応や商品の陳列、注文数に合わせた箱への詰め方など店頭販売の基礎を経験します。
「一般のアルバイトの方たちと一緒に働き、特に緊張することなく仕事に慣れることができました。先輩たちが親切に教えてくれたので、とても楽しかったですよ」と当時を振り返ります。
そして4月に入社してからは、カフェも併設する大通公園店に配属。インターンで学んだことの他に「アルバイトスタッフの指導」「発注」などの社員としての管理業務がプラス。同時にコーヒーを淹れたりピザを調理したりという「カフェ業務」も習得していきます。
「自分がしっかり分かっていないと、人に教えることもできないので最初はちょっと緊張しましたが、インターンで仕事の流れや職場の雰囲気を知っていたことで、社員としての新たな仕事も覚えやすかったです」と話します。
店舗業務から販売促進部へ。
幅広くやりがいのある業務でした。
きのとやでは年2回、全社員を対象に社長と1対1で話す「社長面談」の機会が設けられています。
「最初の面談で『最近どうですか?何かやりたい仕事はある?』というようなことを社長に聞かれて…。大学時代にボランティアでホームページ作成に携わった経験を話し、会社でもその時の経験を生かしてみたいと伝えたんです。すると、まもなく販売促進部に異動になりました」
販売促進部の仕事とは、ホームページ作成やカタログ作成、ネット販促、システム設定などなど。繁忙期には店舗の応援にも行きます。分からないことがあるたびに、隣の部署に異動した前任者に聞きながら、一生懸命に仕事を覚えていったそうです。
「たとえば、『(店舗が入っている)デパートでいちごフェアを開催するので、それに合った商品を作ってほしい』というような要望を受け、それを商品開発本部に伝えて一緒に新商品を企画・開発していくのも販促の仕事。イメージを伝えたり、価格と原価の調整をしたり、大変なこともたくさんありましたがやりがいがありました。日本語のみだったホームページに一部英語訳を付け加えたのもよい思い出です」
世の中には毎日お誕生日の人がいる
そんなことに気づきました。
社員にはさまざまな業務を経験してほしいという方針から、きのとやでは3~4年程度で異動があるのが一般的。販売促進部で4年活躍した真鍋さんは、2020年2月から新さっぽろ店の店長となりました。
真鍋さんと歳が近く、若いスタッフが多い新さっぽろ店。スタッフみんなが楽しく働けるように、でももし何か問題がある時には理由も添えて分かりやすく注意するよう心がけているそうです。販売促進部時代にあちこちの店にヘルプで入った経験があるため、困ったことがあれば、他店舗の店長とも気軽に相談できる働きやすさがあると言います。
ところで真鍋さん、店舗でのお仕事で一番楽しいことって何ですか?
「こうして店舗に立っていると、毎日、お誕生日ケーキをお求めのお客様がご来店されます。世の中では毎日が誰かのお誕生日で、今日もどこかでおめでとうって祝福している人がいるって思うと、温かい気持ちになります。私たちもケーキをお渡しする時には『おめでとうございます』とお声がけするんですが、そうするとお客様が笑顔になってくださるんです。とても嬉しくなって、この仕事をしていてよかったなって思います」
社員を大切にするのが社風。
だから私もお客様を大切にしたい!
最後に…。「全社員とその家族の幸せを実現する」という経営理念にひかれて入社を決意した真鍋さんに、入社してみて実際にどうだったのか、聞いてみました。
「とても大切にしてもらっていると思います。社長をはじめ役員と社員の距離が近く、何かあれば相談できます。制度的なことをいうと、夏休みは毎年14日間の連休でしっかりリフレッシュできます。旅行へ行く人が多くて、私も去年はヨーロッパ、その前は沖縄に行きました。お誕生日当日は休みを取ることができ、『親に感謝する日』として、お祝い金の支給も。2カ月に1度自社で使えるケーキ券5,000円分の支給もあるんです。会社が私たちを大切にしてくれる分、私たちもお客様を大切にしたい、会社のためにも頑張りたいという気持ちになりますね」
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

会社のなかにはいろいろな仕事があります。「こんな仕事がしたい!」と考えて会社選びをするのも正しいと思いますし、会社の理念や雰囲気から「ここで働きたい!」という選び方をするのもアリだと思います!

きのとや

洋菓子の製造・販売を行い、札幌市内と新千歳空港に計11店舗を展開。「焼きたてチーズタルト」「北海道ミルククッキー札幌農学校」などで知られるほか、デコレーションケーキは年間約17万個販売。通信販売、全国初と言われたケーキの市内宅配も行っています。

住所
北海道札幌市東区東苗穂5条3丁目7-36(本社)
TEL
011-786-6161
URL
https://www.kinotoya.com

お仕事データ

おいしさを笑顔でお届け!
食品販売スタッフ
食品販売スタッフとは
お弁当やスイーツ、お惣菜など、
身近なおいしさを提供。

デリやデパ地下の総菜店、パン屋といった食品を扱うお店で、お弁当やスイーツ、パン、軽食などを提供するのが食品販売スタッフ。接客や会計に加え、商品の包装や補充、陳列、盛り付け、掃除といったさまざまな業務を担当します。いずれのお店でも衛生管理が何より大切なことから、身だしなみをきちんと整えた上で手洗いやアルコール殺菌などを徹底。お客様の「おいしい笑顔」を生み出しています。

食品販売スタッフに向いてる人って?
食べることが大好きで、
人と接するのが得意なタイプ。

食品販売スタッフとして働く人には、「とにかく食べることが好き」というタイプが多いようです。仕事の大部分を占めるのが接客なので、人と話すことが得意な性格も向いているといえるでしょう。また、お客様の好みや味わうシーンに合わせて商品をオススメする力も求められます。衛生管理が厳しいことから、キレイ好き・掃除好きな人も重宝されるはずです。

食品販売スタッフになるためには

食品販売スタッフの仕事は比較的シンプル。必要なスキルや資格は特にないため、未経験からでもチャレンジできます。高校卒業後に店舗で働くほか、食品系について学べる大学や短大、専門学校を卒業して就職するルートもあります。この分野でキャリアアップを目指す場合は、食品衛生責任者講習を修了しておくとスムーズでしょう。

ワンポイントアドバイス
商品のおいしさを
いかに伝えるかも腕の見せどころ!

デリやパン屋には試食ができる商品もありますが、そうではない場合のおいしさを伝えるのも食品販売スタッフの腕の見せどころ。「ちょっとしたプレゼントに」「お子様のおやつに」など、具体的な提案をすることで販売につながることも多いようです。また、商品知識をしっかりと把握することで、「パンの生地に抹茶を練り込んでいます」といった説明が説得力となり、お店の売上に貢献することもできます。

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