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廣田 朱里さん
インタビュー公開日:2022.01.11

サザエの「十勝おはぎ」は
北海道民のソウルスイーツ!
どこからともなく漂ってくる甘〜いあんこの香り。辿っていくとありました!「十勝おはぎ」でお馴染みのサザエ食品です。札幌市内を中心に全道に60店以上展開し、おはぎ以外にもおやきやおにぎり、巻き寿司などを販売。北海道民にはよく知られるお店です。
「サザエ」と聞いて道外の人は「貝」を思い浮かべるようですが、北海道では「おはぎ」を思い浮かべる人がほとんどだとか。それくらい私たちに馴染み深い、ソウルフードのひとつと言っても過言ではありません。
ちなみにサザエ食品という社名は、国民的アニメである「サザエさん」に由来したものだと知っていますか?「アニメに出てくる家族のような明るく楽しいお店になってほしい」と創業者で『サザエの母』と親しまれた野村とみさんが名付けました。
「サザエに就職すると伝えた時は両親も喜んでくれました」
そう教えてくれたのは入社3年目でイオン札幌元町店に勤務する廣田朱里さん。廣田さんは美幌町の出身で、札幌の専門学校を卒業後、同社の一員になりました。
「誰もがよく知る会社に就職できたことで、両親も安心感があったんだと思います」
実はほとんどの商品を
店内で手作りしています!
「子どものころから絵を描くのが好きで、高校卒業後はアニメの専門学校に進学。ものを作る仕事に興味があり、企業説明会に参加する中でサザエ食品に出会いました。女性が多く活躍しているので働きやすい会社なのだろうと入社を希望したんです」
実は廣田さん、専門学校時代はアルバイトなどを経験せず、人生で初めて働くのがサザエ食品だったそう。入社後の新人研修では、おはぎ製造に苦戦をしたと振り返ります。
「サザエの店舗で販売している商品は、どこかの工場で作っていると思っている方も多いのですが、一部のお弁当などを除き、ほとんどは店舗内で製造しています。おはぎはもちろん、おにぎりや海苔巻きなどもそう。新人研修では店内製造の商品の作り方を一通り学ぶのですが、おはぎを包む餡が均一にならなかったり、形がいびつになったりして、これが結構難しいんですよ!」
人気店で過ごした新人時代。
温かな先輩たちに支えられて。
新人時代はサザエ全店で「一、二を争う忙しさ」という大丸札幌店に勤務。
「札幌駅に隣接しているので、人通りが絶えることがなく一日中忙しいお店でした。人が多いだけで焦ってしまい、商品の値段が思い出せなくてパニック・・・なんてこともありましたね(苦笑)」
廣田さんが配属された大丸札幌店のような店舗は、お客さまが多く忙しい一方、スタッフの人数にも十分な余裕を持たせているのだそう。何かあっても皆でフォローすることができるので、こうしたお店に新卒社員が配属されるケースは多いと教えてくれました。
「私が困っていないか、不安を感じていないかと、先輩たちが常に気にしてくれるんです。仕事の流れも丁寧に教えていただきましたし、ついミスをしてしまった時も店長がすぐにフォローをしてくださって。はじめは不安でいっぱいでしたが、すごく充実した期間でしたね」
「おいしかった!」の一言が
やっぱりうれしい仕事です。
「どちらかというと喋るのは苦手でした」と、廣田さんはいいます。自分から積極的に話しかけるタイプではなく、正しい言葉遣いにも自信がありませんでした。
「でも、忙しいお店で働かせてもらったお陰で反射的に声が出るようになったんです(笑)大きな声を出すのにも抵抗がなくなりましたね」
今ではお客さまとのコミュニケーションも仕事の楽しみだと笑顔を見せます。
自分で作って、自分で売る仕事だからこそのやりがいもあるようです。
「お客さまから『おいしい』と言っていただくのはどんな商品でもうれしいのですが、それが自分で作った商品ならなおさら。顔なじみのお客さまから『この前買ったアレ、おいしかったよ!』なんて言っていただけると、やりがいを感じますし、もっとおいしく作れるように頑張ろうと励みにもなります」
目標はさらなるレベルアップ。
お店にもっと貢献したい!
現在廣田さんはイオン札幌元町店で店長代理を務めており、店長不在時にはまさに店舗の責任者となります。
「商品の売れ行きを見てパートさんに作業指示を出したり、トラブルに対応したりするのが役割。お店のスタッフには積極的に声をかけ、みんなが気持ちよく働ける雰囲気作りを心がけています」
個人的には製造の技術を磨くのが目標だそう。ベテランの先輩を見習ってもっとお店に貢献したいと意気込みを語ります。
「サザエは社員もパートさんもほとんどが女性なので、仕事のことだけでなくプライベートなことも相談しやすい環境。やりがいもあって楽しく働ける職場なので、長く続けていけたらと思っているんです」
シゴトのフカボリ
食品製造販売の一日
7:30
出勤 販売商品の製造
9:00
商品を陳列 オープン
10:00
在庫確認 発注業務
11:00
休憩
12:00
販売 追加製造
13:00
売り上げ報告など事務作業、翌日分の仕込み
15:00
週末イベントに向けての計画や準備、スタッフの育成
18:00
退勤
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

仕事を通じて、コミュニケーションへの苦手意識も克服。お客さまとのやり取りを楽しめるようになり、やりがいも増しました!

サザエ食品株式会社

デパートやショッピングセンターを中心に、全道で64店舗を展開。定番商品のおはぎやおやきをはじめ、手作りのおにぎり、巻き寿司など幅広い商品が揃っています。地域に根付いたお店作りで、私たちの食卓を賑やかにしてくれる会社です。

住所
北海道札幌市中央区宮の森4条1丁目1-35(本社)
TEL
011-644-3366(平日9時~17時)
URL
https://www.sazae.co.jp/

お仕事データ

おいしさを笑顔でお届け!
食品販売スタッフ
食品販売スタッフとは
お弁当やスイーツ、お惣菜など、
身近なおいしさを提供。

デリやデパ地下の惣菜店、パン屋といった食品を扱うお店で、お弁当やスイーツ、パン、軽食などを提供するのが食品販売スタッフ。接客や会計に加え、商品の包装や補充、陳列、盛り付け、掃除といったさまざまな業務を担当します。いずれのお店でも衛生管理が何より大切なことから、身だしなみをきちんと整えた上で手洗いやアルコール殺菌などを徹底。お客様の「おいしい笑顔」を生み出しています。

食品販売スタッフに向いてる人って?
食べることが大好きで、
人と接するのが得意なタイプ。

食品販売スタッフとして働く人には、「とにかく食べることが好き」というタイプが多いようです。仕事の大部分を占めるのが接客なので、人と話すことが得意な性格も向いているといえるでしょう。また、お客様の好みや味わうシーンに合わせて商品をオススメする力も求められます。衛生管理が厳しいことから、キレイ好き・掃除好きな人も重宝されるはずです。

食品販売スタッフになるためには

食品販売スタッフの仕事は比較的シンプル。必要なスキルや資格は特にないため、未経験からでもチャレンジできます。高校卒業後に店舗で働くほか、食品系について学べる大学や短大、専門学校を卒業して就職するルートもあります。この分野でキャリアアップを目指す場合は、食品衛生責任者講習を修了しておくとスムーズでしょう。

ワンポイントアドバイス
商品のおいしさを
いかに伝えるかも腕の見せどころ!

デリやパン屋には試食ができる商品もありますが、そうではない場合のおいしさを伝えるのも食品販売スタッフの腕の見せどころ。「ちょっとしたプレゼントに」「お子様のおやつに」など、具体的な提案をすることで販売につながることも多いようです。また、商品知識をしっかりと把握することで、「パンの生地に抹茶を練り込んでいます」といった説明が説得力となり、お店の売上に貢献することもできます。