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金林 里奈さん
インタビュー公開日:2017.09.11

きっかけは、
高校生の時に作ったスライドショー。
小学校、中学校では放送部に所属。お昼の放送や運動会の時、アナウンスをしたり音楽を流していたという金林さん。音や声を届けることに加えて、映像に興味を持ったのは高校生の時。
「高校で所属した吹奏楽部で、定期演奏会のスライドショーをつくる係になったんです。今までの写真を集めてムービーを作り、会場で流したところ、お客さんがたくさん拍手をしてくれて」
映像で人に喜んでもらえる事を実感した金林さんは、3年生のお別れ会の時にも、サプライズでスライドショーのムービーを先輩にプレゼント。「その頃から、テレビで見る映像に対して、どうやって作られているんだろうと興味を持つようになりました」
台本づくりや撮影、編集まで
色々な事ができるのは北海道ならでは!?
映像の勉強をしたいという思いから、札幌放送芸術専門学校に進学。映像制作のコースを選択します。「周りのみんなが、バラエティ番組を作りたい!など大きな目標を描いている中で、私は結婚式で流すようなムービーを作って人を感動させたい!って言っていましたね(笑)」
そんな金林さんにチャンスが訪れたのは、インターンシップでの仕事体験。現在の会社と出会い、社長やスタッフの方々が生き生きと仕事を楽しむ姿に魅力を感じ、「この人達と一緒に仕事をしたい!」と思いました。

現在は週1回放映される2分間の情報番組を構成台本から編集まで全て任されています。東京では業務が細分化されているため、専門の分野の人たちが集まって一つの番組を作る事が多い中、北海道の場合はカメラから編集まで1人のスタッフがマルチに関わる事も多いのだそう。
大変なのは事前準備。
連絡を忘れて大変な思いをした事も!
ある番組1本ができるまでの仕事の流れは?
「テーマはテレビ局側で決まっているので、撮影場所やストーリーを決めます。例えば音楽番組なら、出演アーティストや、撮影方法など細かな内容を決めていくんです。社長が主導ですが、アイデアを求められる事もあります。
内容が決まったら、TV局の人とあいさつ・スケジュール管理・構成台本制作・当日使う機材の準備をします。
特に構成台本は話す言葉も一語一句考えるので時間がかかりますね。
それから、カメラマンさん・音声さん・メイクさんに連絡したり、スタッフさんやアーティストさんに撮影の内容を伝える等の当日の管理。テレビに出ている同世代の有名な方が友達みたいにお話ししてくれた時は感激しました。
最後に、撮ってきた映像を取り込んで編集し、ナレーション撮りをして、放送1週間前までに納品します。」
一連の流れの中で一番大切な業務と感じているのは、事前に各方面にしっかり連絡・確認をする事。
「以前カメラマンさんに連絡をしていなかった事があったんです。撮影の3日前にわかった時は、冷や汗をかきました。運よくトラブルにはなりませんでしたが、それ以来、進行表を作って連絡もれがないかしっかり確認するようにしています。特に複数の番組制作を同時に進めるときは一層気を引き締めています」
自分が成長できているかわからなかった時
まわりからの言葉が励みに!
この仕事を始めた頃は、周りには同世代もおらず不安が大きかったといいます。
「まわりの人全員が、自分より高い位置で仕事をしているような…。自分が成長できているのかどうかもわからず、ただただ焦りながら必死によじ登ろうとしている感じでした」
そんな懸命な日々を過ごす中で、いつしか周りから「成長したね」「変わったね」という声が聴こえるように。
「その一言一言が励みになりました。最近では現場で顔を知ってもらう事も増えて、怖気づくことなくのびのびと仕事ができるようにもなりました」とニッコリ。
今や社長の右腕にまで成長した様子がしっかり伝わる、素敵な取材でした。
大切なのは好奇心。
疑問を持つ事からアイデアが生まれるんです。
では、この仕事に就くうえで大切なことは?
「好奇心じゃないでしょうか。あらゆることに興味や関心を抱くことが大切な気がしますね」
特に構成台本を作るには、アイデアの引き出しが不可欠。好奇心を持って物事を観察し、「これってどうなんだろう?」と疑問を持つ事からアイデアは生まれるんだそう。
「その人なりの努力は必要だけれど、それほどハードルが高くなく、誰でもチャレンジできるのがこの仕事。目にするものにギモンを持てる人は、是非トライしてほしいですね」
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

ちょっとした小さな現場でも、学生時代の先生や先輩に会う事が多かったり、知り合いに出演してもらう事があったりします。人と人との繋がりの大切にしていると、後々生きてくるかもしれません。

シゴトのフカボリ
テレビディレクターの一日
9:00
出社
9:30
テレビ局A ナレーションの収録
12:30
お昼
13:30
編集作業
14:30
テレビ局B 撮影のアシスタント
17:30
テープに落とす作業
19:30
事務所で映像の取り込み
20:00
退社

株式会社プラチナミックス

映像制作会社。画質を追求した4K動画を取り入れた番組は、クライアントや出演者からの評価も高い。大手TV局からも多数の番組制作を請け負う。

住所
北海道札幌市中央区北3条東2丁目2-33-901
TEL
011-311-3454

お仕事データ

番組制作現場の指揮官!
テレビディレクター
テレビディレクターとは
番組制作現場を
取り仕切る指揮官!

テレビ番組の方針や所属会社によって異なりますが、企画立案から演者のキャスティング、照明や音響といったスタッフのチョイス、演出や台本の考案、編集作業まで幅広い仕事に携わります。テレビディレクターは、いわば制作現場の指揮官といえるでしょう。番組の制作や進行がスムーズに行えるようしっかりと準備を整え、スタッフに的確な指示を与えながら、制作者の狙いが伝わる番組を作ることが大切な役割です。

テレビディレクターに向いてる人って?
面白さを常に考える意欲があり、
人を喜ばせるのが好きなタイプ!

テレビや映像に興味があることは当然ながら、いろいろなことに好奇心を持って、「どうしたら面白い番組を作れるのか」を常に考えるような意欲のある人が好まれる傾向です。視聴者に受け入れられる番組づくりは、テレビディレクターにつきまとう課題。その点からいえば、人を喜ばせることや、おしゃべりが好きな人が向いているといえるでしょう。

テレビディレクターになるには

テレビ局や番組制作会社、プロダクションに就職するのが近道。まずは、アシスタントディレクター(AD)として下積みを経験し、ディレクターにステップアップするケースが一般的です。資格や学歴が問われることはあまり多くありませんが、大学や専門学校の映像系の学科・コースなどで基本的な編集作業を学ぶと後々に役立つでしょう。

ワンポイントアドバイス
やりがいは大きい分、
タフさが必要。

テレビディレクターは華やかなイメージで人気が高い職業。チーム一丸となって一つの番組を完成させ、自分が手がけた作品が実際にテレビで流れる喜びは格別です。反面、テレビ業界は労働時間や休日が不規則で、睡眠不足や肉体的な疲労には要注意。自らが描く演出プランを表現するには、周囲のスタッフに対して想像以上の気づかいが必要なこともあり、体力的にも精神的にもタフさが求められます。