株式会社じょうてつバス
1915年(大正4年)創業。前身は北海道唯一の私鉄であった定山渓鉄道株式会社。温泉地である定山渓、札幌軟石の採石場があった石山と、開拓が急ピッチで進んでいた札幌駅前や白石地区を結び、札幌の発展に貢献した。1957年(昭和32年)、東京急行電鉄株式会社(東急グループ)の系列会社となり、1973年(昭和48年)に社名変更。現在は不動産事業、路線バス事業、観光バス事業を中心に取り組む。
バス運転手の仕事は「路線バス」「高速バス」「観光バス」「送迎バス」に大きく分けられます。路線バスは地域住民の足となり、決められた時間とルートを安全に走行。高速バスは出張や帰省のお客様を乗せて、主に都市と都市を結ぶ高速道路を走ります。観光バスは修学旅行や団体ツアーなどの観光に使われる観光産業の要。送迎バスは介護施設や幼稚園、各種スクールなどを利用する人の移動手段です。いずれもただ運転するだけではなく、乗務前の車両点検や空気圧チェック、乗車中に具合が悪くなった方の対応など、お客様の安全を守るための気づかいを求められます。
お客様を安全に目的地まで運ぶためには健康管理が重要。体調の悪化から集中力を欠いてしまったり、運転できなくなってしまうと思わぬ事故につながりかねません。乗務前には健康チェックを行いますが、運転手として働くからにはふだんから心身の状態を把握しておく必要があります。また、常に時間を気にしながら、正確に運転することが求められるので、マジメにコツコツ頑張れる人も向いているでしょう。お客様と会話をするなど人と接するのが好きなタイプも活躍できるはずです。
バス運転手に必須の資格が「大型第二種自動車運転免許」。この免許の取得条件は普通自動車運転免許か大型一種自動車運転免許、もしくは大型特殊自動車免許を取得し、通算3年以上が経過していること。バス会社の多くは、「養成制度」を持ち、会社負担で大型第二種免許を取得させてくれるので安心してください。入社後は停留所の位置や地理の勉強、アナウンスの練習、実技訓練など研修の手厚いところがほとんどです。
かつてはバスの運転手といえば長時間労働で過酷な仕事のイメージ。ところが、ここ最近は高速バスの事故などにより安全管理が見直され、各社は若者や女性の積極的採用、人材定着のための取り組みに力を入れて労働環境を改善しているようです。地域に欠かせない路線バスはもちろん、シニア層向けの観光バスツアーや電車が通っていない地域のコミュニティバスなど、バス運転手のフィールドも広がっています。
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