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佐藤 仁俊さん
インタビュー公開日:2018.07.18

丁寧な接客に感動!
ラーメン屋になる決意を固めた瞬間
「子どもの頃からラーメンが好きでした。母親もよく作ってくれてましたね。風邪で寝込んだ時も、何食べたい?と聞かれれば、ラーメン!と答えていた記憶があります」
そう幼少期を振り返るのは、『札幌つけ麺 風來堂』の店主、佐藤仁俊さん。
ご出身は富良野市。小学6年生の時に初めて旭川のラーメン店に行ったときの感動が今でも胸に残っているといいます。
「味はもちろん、接客に感動したんです。たぶん店長さんだと思うのですが、『熱いんで気を付けて下さい』と、柔らかな物腰でラーメンを差し出す所作が、めちゃくちゃかっこよくて…。幼心に、いつか自分もこんなふうになりたいと思ったことを覚えています」
「まだ早い」父の一言で専門学校へ
技術の習得の早さは意欲のあらわれ
「高校卒業後は進学せず、そのままラーメン店で修行をするつもりでした。しかしそれを父に伝えると「早い!!」と怒られました」
どんな道に進むとしても、若いうちに知識や技能を身に付けた方が良いというお父さんのアドバイスを受け、調理師専門学校に進みます。
「とはいっても、授業はまともに受けた記憶がありません(笑)。ただ入学の半年後に校外実習があって、担任の計らいで実習先をラーメン店にしてもらえたんです。そこでラーメン作りの基礎をみっちり学びました」
ラーメン屋になる決意が人一倍強い佐藤さんですから、技術の習得の早さも人一倍。実習2日目にはメインの作り手の補助をこなし、9日間の校外実習終了時にはその店舗での就職も確定していたのだそう。
アメリカの店舗でも経験を積む
英語?話せません(笑)
佐藤さんは実習後もアルバイトとしてこの店に勤務します。
「店だけでは飽き足らず、自宅に麺を持ち帰り湯切りの練習をしたこともありました」
卒業後は正社員に。フランチャイズ店の立ち上げメンバーという重要な役割を担い国内はもとより、アメリカにも足を運びました。
「店長が厳しい店、1日900杯出るという回転の速い店、アメリカの店舗など、さまざまな現場を経験することで、ラーメンを提供するという基礎力だけではなく、接客やトラブルへの対応などの応用力も備えることができた気がします。ただ英語力だけは最後まで身につきませんでしたけれど…(笑)」
目標意識も高い佐藤さんは、3年で店長になると決めそれを実現。さらに店舗経営などもまかされるようになり、売り上げは5年間、常に前年を上回り続けたとか。
「丁寧な接客はもちろん、味についても現状に満足せず新商品を出し続けるなど、地道な努力によって成し遂げられた成果だと思います」
自分のこだわりを捨て
お客さんに喜んでもらえる味を追求
店長経験後、スーパーバイザーとして複数の店舗の経営指導も行うなど、経営者に必要なスキルも身に着けた佐藤さん。26歳、2人目の子供ができたタイミングで独立し、自らの店『麺 風來堂』を立ち上げます。
「当初はヒマな時間が続き、正直つらかったです。それでも来てくれているお客さんのためにと地道に営業しているうちに、1日20杯程度だったのがいつのまにか60~70杯出るように…。やっていけると自信がついたのは、3年が経った頃かな」
さらに同じ頃、佐藤さんはこんな経験も。
「テレビのグルメ対決番組に出たのですが、僕の自慢の塩つけ麺が、他店のみそラーメンに惨敗したんですよ。でもそれではっと気づいたんです。自分のこだわりに執着するより、お客さんに喜んでもらうことを優先すべきなんだって」
そこから特に北海道民の嗜好に合うような『味噌つけ麺』を研究し、現在の看板メニューでもある『札幌つけ麺』が誕生。2013年には『大つけ麺博 日本一決定戦』という、全国のつけ麺コンテストで特別賞を受賞するまでに至ったのです。
「おいしかった!」その一言で
1日の疲れが吹き飛びます!
「おいしかった!」カウンター越しに聞こえてくるその一言が全ての原動力だと佐藤さん。「どんなに疲れていても、お客さんが喜んでくれている姿を目にすると、1日の疲れが吹き飛びますね。」
また佐藤さんは、従業員のケアやサポートに積極的。日頃の感謝を込めて、家族同伴の社員旅行を実施することもあります。
「従業員として働いてくれているのは、家族の理解があってこそですから。」
そんな佐藤さんに今後の展望を聞いてみると——
「地元『富良野』にも店を構える事を目標にしています。原料の小麦や、ネギも自分の畑で育てて提供できたら最高ですね」
シゴトのフカボリ
ラーメン店主の一日
8:30
お店へ スープ仕込み
9:00
事務処理
10:00
業者対応
11:00
昼営業開始
15:30
仕込み、接客
16:00
休憩
17:30
夜営業開始
21:00
閉店
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

全ては自分で選択した事。妥協せず、全力で取り組むことで成長します!仕事も遊びも全力で取り組んだ方が断然おもしろい!

札幌つけ麺 風來堂

1階は札幌つけ麺、2階は旭川中華そば。道民に愛されるラーメンを研究しこだわり抜いて開発。ラーメン通の舌をうならせる、絶妙な味わいがここにあります。

住所
北海道札幌市豊平区豊平8条9丁目3-20
TEL
011-598-0018
URL
http://www.men-furaido.com/

お仕事データ

繁盛店を作り上げる!
飲食店経営者
飲食店経営者とは
新しいアイデアで
魅力あふれるお店づくりを!

メニューの開発を筆頭に、接客や仕入れ、スタッフの教育、広告・宣伝など経営全般を担う仕事。オーナーとして経営に徹するケースもあれば、自ら調理をする個人経営のスタイルもあり、大きな飲食経営会社のフランチャイズとしてお店を出す道も。経営者としての立ち位置も店舗形態もさまざまです。ライバルの多い業界なので、新しいアイディアと市場調査で魅力あるお店づくりを進めることが大切。

飲食店経営者に向いてる人って?
リーダーシップがあり、
鋭いビジネス感覚を持った人。

スタッフを一つにまとめ上げるリーダーシップや店舗経営に関する的確な決断力と運営力が求められます。そのほか、企画力や事務処理能力など幅広いスキルが必要。会社組織の中の飲食店経営者の場合は、売上を着実に伸ばす手腕も評価されます。食べることやお客様の喜ぶ顔を見るのが好きという情熱はもちろん、経営者として鋭いビジネス感覚を持てるかどうかがポイントです。

飲食店経営者になるには

飲食店経営者には「食品衛生責任者」の資格取得が必須。飲食店や飲食関連企業で経験を積み、知識や技術、さらに店舗立ち上げのノウハウを身につけた上で開店に至るケースが多いようです。また、なかには飲食店経営を学べる専門学校などもあります。大まかな流れとしては、資金の目処を立てて店舗選びからスタート。内装やメニューづくり、従業員の確保などを経て開業に至ります。

ワンポイントアドバイス
「居抜き」と「スケルトン」、
どっちを選ぶ?

お店のオープンにあたる初期費用は「居抜き」か「スケルトン」かで大きく異なります。「居抜き」は厨房機器やテーブル、椅子などがそろった物件のこと。それらを活用することで開店コストをおさえられるのが特徴です。「スケルトン」は骨組みだけの状態。内装外装や厨房機器といった費用はかさみますが、自分のイメージ通りの店にできるというメリットがあります。

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