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2022-10-07

CGクリエイターへの道 vol.2
CGクリエイターを育む学び舎(大学編)

「CGクリエイターを育む学び舎」として、
前回は専門学校での学びの例として「吉田学園情報ビジネス専門学校」をご紹介しました。

そして、今回は、
ゲームやアニメ、映像などの分野に興味はあるけれど、まだまだ将来の夢を決めかねている…そんな人にオススメな進学先の一つが大学。
将来の選択肢を広げる多彩な学びについて、「札幌市立大学デザイン学部」でインタビューを実施しました。

世の中の課題を
デザインで解決する力を。

デザインと看護学の2つの学部を設け、異分野横断型の連携教育による新しい考えを実践している「札幌市立大学」。デザイン学部の人間情報デザインコースでは、人々の暮らしを快適で楽しくするようなモノやコトのデザインを学べます。具体的には、ワクワクするプロダクトを作り出す「ものづくりデザイン」、情報技術を活用した提案力を養う「情報コミュニケーションデザイン」、コンピュータを使ってデザインの表現力を磨く「人間情報総合デザイン」などの分野を統合的に身につけられるのが特徴です。
加えて、同校では問題解決型の教育スタイルを重視しています。例えば、札幌市南区と一緒に区政50周年のリーフレットを制作したり、ゼミによっては企業と連携してデザインを提案したり、表現を軸とした総合力を磨ける学びも展開。制作だけではなく、企画やディレクションなどの仕事の選択肢も広げています。

将来に向けて
多彩な方向性が見えてきました。

デザイン学部 人間情報デザインコース2年 髙橋 こはくさん

小さな頃から絵を描くことやものづくりが好きで、アニメ・ゲームにも目がないタイプです。ただ、将来の夢を一つの職業に絞っているわけではなかったので、高校卒業後はCGに限らず幅広いデザインを学べる札幌市立大学に進みました。1年生はPCソフトの基本的な扱い方や描画スキルを学び、デザインの土台をがっしりと組み立てるイメージ。札幌市南区のロゴやポスターデザインに挑戦したことも印象的です。
2年生からは3DCGについても学んでいます。私はプログラミングに苦手意識を持っていましたが、トライしてみると自分のイメージしたものが立体的にビジュアライズされることが楽しくて。映像、グラフィック、プロダクト、そして3DCG…将来に向けて多彩な方向性が見えてきました。私のように職業を決めきれていない人には、大学がオススメです。

基礎理論から教えることで
実務でも応用がきく人材に。

デザイン学部 講師 松永 康佑さん

大学での学びは一つの職業に特化したことを突き詰めるのではなく、デザインについて広く知識を養うイメージです。3DCGの分野ではコンピュータ内でベクトルや行列の計算をさせて絵をつくり上げていきます。その数学的な知識やプログラミングといった基礎理論から教えることで、実務でも応用がききやすくなるんです。例えば、「Maya」にはもともと付随していない機能をプログラムによって付け加えるなど、CGクリエイターとして問題解決できる幅が広げられるようになると思います。また、本校では3DCGだけではなく、木工や陶芸、さらに3Dプリンターといったプロダクトのツールも豊富です。自分のやりたいことに合わせて手段を選べる環境なので、将来社会に羽ばたいていった後も、多彩な知識を組み合わせて面白い課題解決ができる人材に成長してほしいと考えています。

札幌市立大学 芸術の森キャンパス

札幌市南区芸術の森1丁目
TEL 011-592-2300
https://www.scu.ac.jp/

大学と専門学校の学びの違いがわかりましたか?
どちらの道も正解で、どちらの道を選ぶかは、あなたの学びの方向性で決まりますね。
進路の参考としてじっくり考えてみてはいかがですか?

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