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石崎 澪さん
インタビュー公開日:2021.01.22

希望していた介護の仕事、
上司の真摯な姿に惹かれて入職。
高齢者の介護をする施設にはいくつかの種類がありますが、その中でも認知症の方が少人数単位で、スタッフの援助を受けながら家庭のような環境で暮らす施設がグループホームです。
石崎澪さんが2020年10月から働き始めたハートの家八番館もそのようなグループホームです。石崎さんは、高校在学時から「若いうちにいろいろな業界を見てみたい」と、美容室、リゾートホテルなどでアルバイトをしていました。そこでの経験から、「やはり資格を取得して技術を持って働きたい」と考え、以前から関心を持っていた介護の仕事に挑戦することに。そして派遣会社を通して見つけたのが、ハートの家八番館でした。
「家族のような雰囲気で入居者様が生活をしていると聞き、そんな環境で働けることに魅力を感じました。また、萬孝博ホーム長と面談した際、目を見て微笑みながら話してくれる姿に、入居者様にもこのように優しく接しているんだろうな、この人の下で働きたい、と強く思ったんです」
認知症の入居者様の生活を補助し、
その方に合わせた対話を。
仕事内容は、入居者様の食事やトイレの介助、清掃など、グループホームでの生活に関わること全般です。萬ホーム長を始め、他のスタッフも介護の経験が豊富な頼りになる先輩ばかりで、親切に仕事を教えてもらえたと嬉しそうに話してくれる石崎さん。
グループホームでは、共同生活を送ることを通して認知症の進行を遅らせ自立した生活を目指すことが目的になっているので、生活の補助だけではなく、入居者様と対話をすることが一番大切だと教えられました。とは言っても、認知症の方とお話する中で、働き始めた当初は少し戸惑いを覚えたと言います。
「同じ話を10分に1回されるなど、どのように対応したらいいか迷いました。すると萬ホーム長から、『入居者様にはその方の世界があるので、私たちの世界に引きずり込んではいけない。向こうの世界の話を聞きましょう』と教わり、気にならずに対応できるようになりました」
入居者様と家族同然に接し、
祖母と孫のような信頼関係に。
施設は少人数で雰囲気もアットホームなので、若い石崎さんは入居者様に孫のように可愛がられているそう。会話も家族と話すように親身に、「今日のご飯は○○だよ」などと話しかけ、入居者様からも退勤の際に、握手をしながら「気をつけて帰るんだよ」と声を掛けられます。
「仕事をしているのですが、親戚の家で家事を手伝っているような気持ちになります。入居者様に笑顔で『ありがとう』と言われた時が、やはり一番うれしいですね。『また明日もよろしくね』と言われた時は、『よし、明日も頑張らないと』と力がわいてきます」
この仕事に向いている人は?と尋ねると、「家族や友人のために動ける人」という答えが。「この仕事にはトイレの介助などもありますが、例えば家族や友人が嘔吐してしまった時に助けられる人であればできると思います。入居者様も、信頼関係ができれば家族のように思えますからね」
業務の知識と資格を得るため
先輩のサポートのもと勉強中。
当初は派遣社員として3カ月間働き正規職員への登用を検討する予定でしたが、頑張りが認められ、石崎さん自身もここで働きたいと気持ちが固まっていたことから、約2カ月で正規職員に登用されました。
現在は勤務の傍ら、介護職員初任者研修の資格取得を目指しているという石崎さん。
「先輩スタッフが仕事のことだけでなく資格試験のことも気にかけてくれて、アドバイスをしてくれたり、本を貸してくれたり、どこまで進んだかチェックしてくれたりするんです。また、実務のための研修も職場内や法人内で数多く行われています。そのように一人一人を丁寧に熱心に教育してくれることは、今までのアルバイトでは無かったことなので驚きました」
施設内での勉強会や、ハートの家のグループ全体でのオンライン勉強会で、認知症についての基礎知識や、身体的・精神的拘束、看取りといった状況についてどのように対応するかを学ぶ環境が整っており、モチベーションも上がっていると言います。
周りの人が働きやすい
環境を作れる職員になりたい。
ホーム長を始め先輩たちとの温かい人間関係に支えられ、介護職員として成長している石崎さん。
「ミスをした時も、先輩が『私も昔やったよ』と言って嫌な顔をせずフォローしてくれるんです。しっかり休憩が取れるように気を使ってもらえたり、体調を崩して休んでしまった時も快くシフトを代わってもらえて、気持ち的にも助けられました。だからこそ、もっと頑張ろうと思いますし、年末年始など皆さんが休みたい時にシフトに入らせてもらっています」
石崎さんが目標としているのは、今のような職場環境を作り上げた萬ホーム長のような職員だと言います。
「ホーム長は自身の経験から、職員同士の人間関係が悪いと入居者様にも伝わって雰囲気が悪くなるため、職員が働きやすい職場づくりには特に気を配っていると話してくれました。私もホーム長のように、自分から率先して働きやすい職場づくりを実行できる職員になりたいです」
シゴトのフカボリ
介護職員の一日
10:30
出勤
玄関、洗面所、トイレの清掃
夜勤の職員からの引き継ぎ
見守り(トイレの介助、お話、遊び等)
12:00
入居者様の補助をしながら一緒に昼食
12:30
服薬補助、口腔ケア
13:00
見守り
入浴が終わった方のドライヤー等
14:20
休憩
15:30
夕食作り、見守り
17:00
入居者様の補助をしながら一緒に夕食
17:30
服薬補助、口腔ケア
食器洗い、消毒、掃き掃除
18:15
見守り(出来るだけお話する時間をとる)
19:00
退勤
シゴトのフカボリ
拝見!オシゴトの道具
暖かく動きやすいダウンベスト
毎日元気に入居者様の介護をするには、自分自身の健康が大切。今年の冬は気温が低い中、感染症対策のため1時間に1回換気をしており、暖かく動きの自由もききやすいダウンベストが欠かせないアイテムになっています。
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

「ありがとう」と言ってくれる時の笑顔、入れ歯を外して鏡を見てクシャッと笑った時の表情など、入居者のおばあちゃんたちはとても可愛く、仕事も頑張れます!

社会福祉法人パートナー  
ハートの家八番館
 

昭和27年に設立し、グループホームの他、居宅介護支援事業所や特別養護老人ホームなどの各種施設を備え、地域に根ざした介護事業を行っています。

住所
北海道石狩市花川北6条3丁目16番地(法人本部)
北海道札幌市西区平和2条6丁目1-5(ハートの家八番館)
TEL
0133-77-5286
URL
http://www.partner.or.jp

お仕事データ

介護現場のまとめ役!
介護福祉士
介護福祉士とは
現場をまとめる
介護のスペシャリスト!

日常生活が困難なお年寄りや体が不自由な人のサポートをする仕事。業務内容は入浴や食事、排せつの補助といった「身体介護」、調理や掃除などの「生活のサポート」、本人やそのご家族への生活、身体、介護に関する「相談・助言」、外出や地域活動などで生きがいづくりを提供する「社会活動支援」の4つに大きく分かれます。一般的な介護職員と仕事が大きく異なるわけではありませんが、介護福祉士は「ケアワーカー」という現場の責任者になったり、介護の指導にもあたれる「介護のスペシャリスト」です。

介護福祉士に向いてる人って?
人を思いやる気持ちとタフさが必要。

高齢者の役に立ちたいという気持ちはもちろん、どういう要望があるのか、どんな痛みがあるのかなど、相手の立場に寄り添って考える「人を思いやる気持ち」が大切です。入浴の補助やベッドでの体位変換といった仕事も多いことからタフさも必要。疲れをしっかりリフレッシュし、自分の気持ちをコントロールできる人も向いているでしょう。

介護福祉士になるためには

介護福祉士は国家資格。取得には試験を受ける必要があり、受験資格を得るにはさまざまなルートがあります。最も一般的な方法は、大学・短大・専門学校といった介護福祉士の養成を目的とした学科・コースに進み、試験を経て資格を取得するというもの。他にも福祉系高校に通う、実務経験を3年以上積んだ上で「実務者研修」を経て受験資格を得る道もあります。

※詳しくは公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページをご確認ください。http://www.sssc.or.jp/

ワンポイントアドバイス
ステップアップやより良い待遇に。

多くの介護事業所では、介護福祉士の資格を取得することで資格手当が上乗せされます。また、サービス提供責任者や生活相談員、チームリーダーなど事業所で配置が必要となるポジションは介護福祉士の有資格者を求める場合が少なくありません。介護業界でステップアップしたい人やより良い待遇を望む場合は、介護福祉士にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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