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牛膓 健司さん
インタビュー公開日:2019.06.20

農と食のテーマパークの集客と
希少品種の食用豚の販売戦略を
十勝の幕別町にある「十勝ヒルズ」というテーマパークをご存じでしょうか。6つの美しい庭園のほか、ハンガリー料理を楽しめるレストラン、自然栽培の農園や果樹園、ショップやカフェなどが点在する、農と食にをコンセプトとしたテーマパークで、春から秋のオンシーズンには国内外から訪れる大勢の観光客で賑わいます。
今回お話を伺うのは十勝ヒルズを運営する企業「株式会社丸勝」のスタッフ牛膓健司さん。庭園の爽やかさに引けを取らない好感度抜群の青年です。
「昨年までは十勝ヒルズの集客営業の仕事が主体でしたが、今年からはそれに加えハンガリーの国宝に認定されるマンガリッツァ豚の食肉の販売戦略も任されています。共にハードルは高いですが、やりがいはたっぷり感じています」
海外を旅したからこそ気づいた
自分の故郷の高いポテンシャル
牛膓さんは帯広の出身。地元の大学から地元の企業に就職という道を選びました。その理由って?
「大学時代一年ほど休学し、ワーキングホリデーでカナダやアメリカ、南米を訪ね歩いたんです。その際に改めて感じたのが、それらの国々に引けを取らない地元十勝の持つポテンシャルの高さ。日高山脈が織りなす美しい風景、四季折々の表情を持つ農地、そこから生み出される食材の豊富さ…。いずれ十勝は、農を介して世界と直接ビジネスを展開するような地域になると直感したんです。ならば自分もその場にいたい、十勝の発展に貢献できる存在になりたいと考えるようになりました」
そんな牛膓さんの目にとまったのが丸勝。十勝に根ざした老舗でありながら十勝ヒルズの運営、海外取引を視野に入れたビジネス戦略など、新しい感覚も有する魅力的な会社でした。
「実は当時新卒採用はしていませんでしたが、自分が活躍できるのはこの会社だと確信したんです。専務に直接談判し、入社させていただきました」
国内外の旅行代理店に足を運び
十勝の周遊プランを提案
さて十勝ヒルズの集客営業の仕事とはどのようなものでしょう。
「国内外の旅行代理店などに十勝ヒルズを売り込み、知名度を上げたり来場者数を増やしていくのが最終的なミッションです」
最近は個人で道内旅行を楽しむケースも増えていますが、その一方旅行会社のツアーサイトを利用したり、実際に店舗に足を運ぶ家族などもまだまだ根強くいるそう。そういった観光客を獲得するために、旅行会社に十勝ヒルズを周遊するコースを提案したり、ガーデンやレストランの魅力をご案内をしたりするのが牛膓さんの仕事なのです。
「とはいっても、十勝ヒルズだけのPRでは担当者も首を縦には振りません。自然景観や田園風景、温泉、グルメやスイーツ、アウトドア体験など、周辺施設や十勝全体の観光資源を総合的にアピールし、道東ツアーの中に十勝ヒルズを組み込んでいただくというのが、アプローチの主流です」
先だっては海外観光客の獲得のために韓国の旅行代理店にまで赴いたとか。
「札幌、富良野あたりはメジャーですが、十勝の知名度はまだ低いです。既存の観光資源に頼るだけでなく、新しい十勝の魅力を発掘することも大切な使命だと感じています」
ハンガリーの国宝の豚の魅力を
伝えるという前人未踏の挑戦
今年からマンガリッツァ豚の担当にも任命された牛膓さん。なんとも舌を噛みそうな名前ですが…(笑)
「美食の国で知られるハンガリーで育成されてきた世界的にも希少な品種です。これをアジアで初めて生体輸入し繁殖・飼育に成功し生まれたのが、弊社の十勝ロイヤルマンガリッツァ豚。放牧飼育ということもあり肥育期間は一般的な豚の2倍以上ですが、その成長の過程で肉が熟成されていくので、味わいも極上になるんです」
このグルメ垂涎の食材をレストランやホテルなどにセールスしていくというのが、牛膓さんの新たな任務。おそるおそる尋ねたその食肉の値段は、なんと一般の豚の10倍!
「確かに価格では驚かれますが、その背景にある品種のすばらしさ、飼育法の細やかさ、そしてテイストの奥深さなどを伝えていくと、理解を示して頂けるお客様も多いですね」
もちろん牛膓さんは決して無理強いをせず、納得してくれたお客様だけに提供するという姿勢を貫いているそう。
「いうなれば自分の仕事はこの豚のファン作り。今はまだ50頭程度の飼育ですが、戦略的な営業や販売を展開し、5年後は飼育頭数を500頭まで伸ばそうと考えています」
故郷が好きな気持ちが増えていく、
そんな幸せを味わえる仕事です
テーマパークの営業と希少な食肉の販売。二足のユニークなわらじを履く牛膓さんに、しごとの面白さを聞いてみました。
「国内から海外から十勝ヒルズに大勢のお客様を招くこと、そのための企画や工夫に取り組むこと、マンガリッツァ豚の魅力を伝えること… 日々の仕事は責任も大きいですが、レールや教科書がない分、どれも刺激的です」
しかも舞台は生まれ育った十勝。地元の活性化にも寄与している、という小さな自負も感じていると牛膓さんは胸を張ります。
「札幌へ、東京へ、海外へという選択もあったけれど、故郷を好きな気持ちが増していくという幸せは、この会社じゃなきゃ味わえなかったでしょう。この職業は自分の転職.今後も十勝にこだわった仕事に挑戦していきたいと思っています」
シゴトのフカボリ
みなさんへ伝えたいこと

地元にずっと暮らしていると、その魅力や可能性に気づかないことがあるもの。一度外に出て地元を見つめ直すと、見えてくるもの、気づくことがあるはずです。 from local to the world! 地域から世界へ、広い視野を持ちましょう!

株式会社 丸勝

北海道産・十勝産の⾖類・飼料・肥料を取り扱う農産物商社。⾼品質な農産物の供給を通して⼗勝の価値とブランド⼒の向上に貢献する一方、十勝ヒルズの運営、マンガリッツァ豚の飼育・販売など、次代を見据えた多角的な事業にも取り組んでいます。

住所
北海道帯広市西25条南1丁目1番地
TEL
0155-37-4211
URL
https://www.marukatsu.info

お仕事データ

商品やサービスを販売!
営業
営業とは
商品やサービスを販売し、
売上に結びつける大黒柱。

一般に自社の商品やサービスを販売するのが営業の主な仕事。企業向けに販売する法人営業と、個人にセールスする個人営業とに大きく分けられます。とはいえ、商材によってスタイルはさまざま。見込み客を訪問し売り込む新規開拓営業、固定客を中心に訪問し取引するルートセールスなどがあり、扱う金額はもちろん、顧客とのコミュニケーション方法も異なります。また、販売戦略を立てたり、課題を分析したり、時にはお客様先に同行する営業企画を担うことも。営業に共通していえるのは商品やサービスを売上に結びつける、企業にとっての大黒柱!

営業に向いてる人って?
人と接することが好きな聞き上手。

営業というと明るく元気で話し上手な人をイメージしがち。けれど、押しが強く、口が達者なだけでは売上にはなかなか結びつきません。相手を尊重し、じっくりと耳を傾けてニーズを引き出すのが得意なタイプが、トップセールスを叩き出すケースも多いよう。「人と接することが好き」で会話のキャッチボールができることが大切です。

営業になるためには

基本的には特別な資格や学歴は必要ありません。ただし、海外との取引をする上で英語力を持っていたほうが有利だったり、不動産会社では「宅地建物取引主任者」の資格が必要だったり、就職先や業界によって専門性が求められることもあります。

ワンポイントアドバイス
タフな反面、結果への見返りも大!

営業職の特徴としては成果や実績をあげた人に、より多くの給料が与えられる「成果給」を取り入れている企業が多いこと。その場合、ビジネスの最前線で奮闘するタフな仕事の反面、結果を残せば見返りとして大きなインセンティブを手にすることができます。